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日本語音声 改善 Lesson(10/17)

 講座テーマ「美しい日本語音」

1 準備体操 各自 ストレッチ

 『大和言葉と漢語』
  
(1)日本人はどんな人?(今の日本人は、いつ頃どこから来たのでしょう?)
  ヤマトの国(中国がつけた名称):大和、倭の国、日の本の国
  近世になり領土のことを言い始めて、国を考えるようになる。
  日本の原住民-北方からやってきた民族 -韓民族。漢民族、アラスカ族
         南方からやってきた民族  ロシア(オロチョン)族、東南アジア系

   韓国からの民族が、日本に鉄器を持込む。(好戦的な民族)
   日本正史の中-縄文時代は、4000年続いたと記されている。

(2)日本民族に外来語と文字が伝わる(漢民族、漢字)
   日本にやってきた漢民族がしゃべっていた言葉ー漢語
   元来日本にあった言葉と混合して使い始める。
   大陸から移り住んだ人が馬(ムマ)を連れてきた。

(3)大和言葉について
   自分たちの言葉で、(意味がわからなくても)しゃべって交流する。
   大和言葉(倭語)は、つくられた言葉…単語のみだった。
    一音節一字…手、火、 一音
          雨、空  二音節

   漢民族や伝えた言葉―漢語
   日本にある音を使った言葉
    文字は、文字が入ってきた時から始まるが、音はしゃべり始めた
    時から言葉として使われる。

(4)日本語の母音
   『あいうえお』 5つの基本母音ー生命線である。
    近代化に入って、どんどん母音が整理され減少した。
   日本語の5母音…精神の共通項が少ない。
   世界で一番難しい母音は、「う」である。
   一番音が変わる原因は、子音である。

  「yama」
   外国語は、子音との間を大事にする。
   息が流れることで満足(情動が動く)
   歌は、息が流れるから伝わる。
   母音言葉の日本語は、息が流れてつながって聞こえる。

(5)古代文を詠み謡う
   ○テキスト配布(倭語例題ー磯貝メソッド創造塾テキスト)
   意味を追いかけて読まないこと。
   
   日本語の源泉ー意味でなく音である。
          流れるように音にしていく
  舒明天皇ー天地、天武天皇の父
  ・大和言葉は歌言葉であった…だから美しい。
  ・歌を作ることで何かを表現したいという目的
  ・求婚するために、異性に歌を贈る。歌を交わす(歌垣)
   歌合戦を行なっていた 五七調

  EXー「大和には 群山あれど(叙詩)…」
    情感を伝えるため、流れるように詠む。そのため
    よい声で呼んで、相手を魅了しなければならない。
    ー意味読みにしては伝わらないー

 ◎大和言葉…韻(ひびき) 律(法則)

  群山(ニ音、ニ音) 
  大和(ヤマト)三音をつなげてひとつの音にする
  流れるように響きのある音で読む
 
 ◎ポエムリーディング―ドラマリーディング(詩が詠める→教養人)

 EX「大和は、国の、眞秀ろば(すばらしいところ)
    ―言葉のまとまりごとにつなげて詠む―
   
   疊なづく、青垣

   山 、籠れる、大和、し、うるわし」

   どこが伸ばせて謡えるか見つける

 ◎節をつけて歌う―唱歌 今は皇室での歌会でも、あまりされない。
  →言葉には、語としての意味があるとともに、音としての意味がある
   ことを実感し、表現しなければならない。

  「源氏物語」も音をつけていた。

  大人は子供がえりし、子どもに学ぶ
  
 ○「詩」は、文字面の面白さより音面の面白さを味わう。

 ◎ 『日本語の美しさは、歌化できること。
    語音に響きをつけている』
  
  ・よく響く音のアクセントの位置を見つける
  
  ・響いてつながっていく音の順番に必然性がある
   様々なケースがある。範囲が広い。

  ・表歌(戯れ歌…性を取り上げた歌)
   「さ」「せ」「し」は、音として女性を表していた。

  ・日本語の音の世界は範囲が広く、表現も多彩にできる。


 ○本日の磯貝語録
  詩は、意味読みしては、いけない。
  流れるように響きのある音で読むことは、
  大和言葉の美しさを表現できる。

 ○本日の感想
  現代に生きる私たちにとって、歌言葉だから美しいとされる
  大和言葉の世界に、意識感覚、感受性をフォーカスしていくのは、
  とても難しいと思いました。



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