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発声・呼吸法改善 11月6日(火)

講座テーマ「発声法改善③ 音量を上げる」

(板書)
「声量編」(音圧)→有声音(喉頭音)
◎ボリュームを上げる
・声門下の空気圧(息)を高める。
①声帯を閉じ(息を止め)胸郭の圧を上げる。
 (胸、又は胴で力む)
②声帯を緩めたと同時に胸部の息を吐き出す。
(前)又は、圧迫された空気を更に腹圧で上に吹き上げると同時に
 発声する。
留意点:横隔膜前中央部の支えをしっかりとする。
    腹筋を張る。
    肋骨と骨盤の間を縮めない。
    胸骨をしっかりと前に張っておく。
・まず、止める。吐くほうを主にしない。


1. 柔軟と身体訓練
(1)スワイショー(30分)
(2)横隔膜を前後に動かす。(肋骨横隔膜部)
   胸骨を中心に前に向き、後ろも開く。
  (腰痛の人は良くほぐすこと)
   同時に全身を柔軟にして行く。


2. 呼吸と声ボリューム
(1)
 ・胴と腹 呼吸には胴を使う。
 ・下から空気が強く向かってくると声帯は強く迎える。
  強い音になる。
 ・鳴らすぞという用意(声帯を閉める)
 ・タイミングをうまく合わせる練習。
 ・締めがしっかりしていることが重要。
  しかし、締めているだけで空気の支えがないと声帯はつらい。
 ・アゴよりしたでやる。
 ・閉じるおかげで鳴る。

◎有声音をしっかりとつくれるか(喉頭音)
 ・舌骨より低い響き。
  それより高いと有声音だが口腔喉頭音となる。
 ・外にだしてしまうと喉は疲れてしまう。

◎自分の実感を掴んでほしい。自己修正しながら掴んでいく。
・口のなかへ上がってしまっている。…高い。
<息止め> 横隔膜、喉頭、同時にわずかづつ止める。
→最初はノドで止める。

EX:イス座位、「ア」で発声、各自発声+個人チェック
・Aさん、Bさん→声量が足りない。
・息を出すときは、狭く、広げない。
・Cさん→日ごろ使っていないので嗄れるかもしれないが、やって下さい。

<休憩>

(2)喉頭有声音と、強い声・発声
・縦口にし、鼻腔を軟口蓋で閉じる。

EX:「ア」「オ」音、発声。
自分の声が話す内容と一致しているか。
→情報、
クオリティ(そこそこの社会ニーズに対応すると成功する。
      高すぎては、ダメ。)

◎聞くこと、発することが両方できること。
・自分の話していることが聞けないのなら、外部に出すな。
・教育者に対しては、聞いていて良く分かる声を持っていて欲しい。
(シェイクスピアは良く知っていた。シャイロックをするには、良い声の人間が、
 あの声になったから、あの役なのである。もともとの悪人がのぼっていった…
 のではない。
 西鶴も良く知っていた。あれを関西弁でなくスタンダードにできないものか。
 方言でも良いが、人に対して何かを提供するとき、「私」にしないためには、
 声を変えること。)
・日本人で、その音声しかないと日本人をやめていく。
 その点、中国のほうがすごい。(日本人より日本語をうまく喋る。)
 日本語をやるということは、別の人生ができる。

(3)強い声の身体と構え、そして発語(イス座位)
・肋骨と骨盤の間を縮めない。
・骨盤は後ろへ返しておく。この状態を覚える。
・イスの背もたれまで下がり、足は開いた状態で座る。
(サルは、病気になると背が丸まる。腰が伸びた状態で乳を与え、食べる。
 食べる前に検査をすると、腰が伸びないと頭も働かない。)
(イスの前へ座り、仙骨を返す、脚は30度くらい開く)
・腰を使って呼吸している。そこから前を使っているのが腹式。
・腰方形筋を固めたら呼吸は出来ない。
・腸骨の上あたり、そして上へ伸ばしてやる。
・あとは、顎骨を動かす。
・有声音は顎より下の音のこと。

EX:「アサマヤマ」 全員
①そのままの状態で。
②喉に手を置いた状態で。
・アサマというヤマであるという認識が必要。
  音だけにしない。
 ・喉頭の下で認識、同時に腹でも認識する。
 →声とともに、意味が沸いてくる。
  イメージが最初にあり…というのはウソ。
・自分のなかで語を想起する。それをどれだけ身体化するか。
(耳-鼻-喉-腹-脚までつながっている。
 レシーブしているだけで頭は動いていない。
 ジャンピングして分かったふりをするのはまずい。)
→自分なりの聞き方しかできないのはまずい。

◎音声自体が内容を含んでいる。訓練して下さい。

◎胸骨をしっかり前に張っておく。後退させない。
⇒胸骨を響かせようとすると響きが増し有効音となる。
(音声がキャラクター。音声が不鮮明なら直すべき。
 言語(ランゲ)というキャラクターはある。
 文字は記号(内容を持った記号・意味を伝達していく)

・アンダーコード、声帯より下を振動させる。正確には分からないが。

EX:出してみる(1人ずつ)
Aさん:下ろしたほうが散漫にならない。(本人)
Bさん:もっと下を使う。口から出している。鳴りと響きを分離する。(磯貝)
Cさん:手が先、鳴りが後。喉に準備させて声を出す。(磯貝)
Dさん:考えない。やり方ではなく「あの音」を出す。
    構えが先。手をつけないでやる。(磯貝)
Eさん:構えが先。舌が奥に入ってくる。
    イメージではなく実感。言葉は正確に使うこと。
・同時ということについて。
 声帯を閉じるのと、息が出るのが同じ。
 一瞬の間がつくれるか、どうか。
 訓練しないと出来るようにならない。
・音圧→知覚・知能・情動・情などを含めたもの。
・強い声をつくるには、様々なタイミングが必要である。
 
◆本日の磯貝語録
大きな声と強い声の違いは話した。例は良くないが重いと固いくらい違うことだが、
一般的には 明確に区別しない。印象音感がとてもおおざっぱなのだろう。
大きな声は、本人の感覚で、

◆本日の感想
正確な音声を発するには、声門をはじめ体の各部位を意識的に正しく使う
必要がある事を実感した。これまで、自分の無意識さが恥ずかしい。
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