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日本語音声 改善 Lesson(11/14)

 講座テーマ「美しい日本語音:日本語文を美しく読む」
 
【1】準備体操…各自ストレッチ

【2】呼吸練習
 1)腹式呼吸ー復習
  「お腹出し入れ」
   下腹を出す→抜く→下腹を内側に入れる→抜いてゆるめる→下腹を出す
   (5回くりかえす)
   腹筋が固くなってくるので、鼠径部にも下げて固くしすぎない。
   下腹を出す時に腰が締まる。
  出し入れを連続で行う…抜く時が大切で次を動かしやすくする。
  お腹出し入れの時に横隔膜が上にあることを意識すると、
  丹力がついてくる。
  →腰部、脚の付け根をほぐす。

2)胸式呼吸…肺から入れて肺から出す。
  胸骨の真ん中めがけて息を入れる。吐く。
  胸式でもお腹は動く。腹式でも胸が動く。
  細く吐くことに使える。
  高い音の時に適している。
  穏やかな、長い声を出すときに使える。(長唄、端唄,などの高音)

 ・腹式呼吸の方が。話し言葉では話しやすい。
  上級者は、腹部が先行し、出してからスッと鼻から短く入れる。
  
  吐いて下腹を出す→吐いて下腹を引っ込めるを繰り返す。
   →内腹筋を使う。

  腰や腸をやわらかくするためには、声を出すためには、
  腹式呼吸を行うと良い。

【3】美しい日本語をつかまえる
  ・日本語が美しく聞こえるのは、
  ◎響きがあること→追いかけていく
   →早口ではダメ(せわしなくなってしまう)

  ロシア語は、母音のひびきがあり、美しい言葉である。
  トルストイの文章は、読みやすい(説明が多くない)
  現代語をキチンと読むには、説明が多くなり子音を立てなければいけない。
  メリハリが強調されすぎて、美しくない。
  
  フランス語は、説明語が多い。

  ◎”感性が育ち”豊かにならないと、、いい音をつくれない。
   私たちは、情動を喚起し説明していく。
   
  Ex:「あっ あめだ」と表現する
    人は、まず自分に説明する傾向がある。内向音声のため
    自分の感情が前面に出てしまう。

    「あっ あめだ」 ”だ”の音を響きにしてもどしていく。
    響きをつけようとすると、楽に明るく楽しそうな音になっていく。
   ・普通の声…情報として正確に伝わるが明るくない。

   「もうすぐ 12月です」ー体言止めは自分に戻ってしまう。
   「もうすぐ 12月ですね」 ”ね”を相手に投げかける
    ”ねェ”ー響きを付けるー 相手に同調を求める。
    ねェ~
    ね↑(語尾上がり)
    ね↓(語尾下げ)  3パターンの微妙な変化で、伝わる意味が違ってくる。

   自分の中で、エネルギーが動いているときは、楽しい。
   自分の中で回っていると、わかりやすいが、全然楽しくない。
  ○読んでいて楽しいことは、聞いていても楽しい。
    美しい音、声は、楽しい!
   
   音楽でも説明してはいけない。美しく奏で音を響かせること。
   「Music is the most beautiful sound!」

  ○「日本語は美しいと思い込めることが、大切」 そこから始める。
   
   説明すると子音が立ってしまって、美しくなくなる。
   意味の取り方を変えていくことが、求められる。

  ○本日のテキスト 「蜘蛛の糸」 芥川龍之介 作

   美しいとは… 不安定でありながら崩れないこと。
   
   極楽はー どんな場所?
   「どんな蜘蛛の糸であろう」

   お釈迦様は、どのような人か
   写実的に考えると、説明調になってしまう。
   ーイメージしては、絵が決まってしまって、美しくない・

【4】日本文を美しく読む
  「蜘蛛の糸」…美しく楽しげに表現する。
   助詞、格助詞で切れて止まらないように音にしてみる。
 
  自分で決めたい、納得しない、説明しない…楽しくする ”3ない”
  感性で喜んで読んでみる。

  雅楽の調べのように、音がつながり美しく響かせていく。
  今の日本語は、合理的で説明的で美しくない。

 ◎物事を美しくできるか、物事を美しく感じたり見たりできるかで、
  美しい音を出すことができるのです。

  自分が発見したことは、楽しいから美しいのです。
  美しく心を伝えることが、大切。
  瞬間でも美しい声、セリフは、いつまでも印象に残る。

 ◆本日の磯貝語録
  「美しい音を出すことは、楽しい!」 「雅楽の調べのように、音がつながり
  美しく響かせていくから、日本語は美しい。」

 ◆本日の感想
  腹式呼吸の奥の深さを実感しました。深く長い維持を身につけたいです。
  言葉は、説明や頭の理解だけでは、相手の心に伝わらない。美しさ
  楽しさが 大切であると改めて思いました。
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