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日本語音声 改善講座 Lesson (1/30)

講座テーマ「日本の古典をよむ」

[1]準備体操 各自

[2]◎口語読みと韻き詠み
   
  T・Hさんへのアドバイスを通して。
   ”初見読みになれるには…”
   家の中の各所に原稿を置いて読む。耳で聞いたナレーション、CM等を
   聞き取り、原稿を自分で作成しどんどん声に出していく。

  ○文章を読む―頭の中に入っていくように読むこと
  ○意味をつかみながら読む。
  ○英語で両親の名前を口にしながら歩行
   日本語でも、同様に名前を口にしながら歩く、考えず流れるように。

  N・Rさんへのアドバイス
   ”生きた韻きをつくる”
   「わおういお(声帯実音)」を散らさないように声に出しながら歩く。
    一音ずつ短めに。
    一音を長めに伸ばしながら発声・ 一音ずつ切って音をクリアにする。
   
   声帯実音
    身体を動かしながら、歩行しながら会話
     ―動的な会話ができる。自然にに音が出て、言葉に流れがつくれ
      耳に入りやすい。
 [3]古典本を読む 演習
   ○「枕草子」テキスト 『春はあけぼの』
    読み始める時の重要なポイント
    ・「口唇」…特に口角を伸ばし、内側1cm、1.5cmのあたりに音を響かせる

     古典が美しく聞こえる声…口から下 のどに響く声
     横口では、音が響かない。

    ・舌がしなり、滑らかに動くことで音がつながり、文章の流れができて
     美しい音のリズムになる。

  (1)一人ずつ声に出して「枕草子」を読む

   ◎言葉の意味を音にする。本来音に意味性がある。文字の音が先行。
    ・自分の声に納得して、音を出すこと。
     「春は/あけぼの」一息入れて、「あ」の音にアクセント
      明けていく様を音にする…広がりや明るさを音で表現。
    ・口読み、字面読みでは、伝わらない。

   ◎言葉、音を脳の中に韻かせ、伝え直し、ひとつひとつ納得する。
    
    春は→助詞「は」が、次のあけぼのを引っ張り出す。
    雲のほそくたなびきたる→たなびく情景を描く

   ◎自転車のペダルが左右連続して動くように、音がつながって
    回っていく。
    言葉の意味が違えば、音調も変化する。
     例―「風の音、虫の音」は違うもの。

  (2)『ころは…』
     月―ガチと読んでいた。
       「ガツ」と音にしても、柔らかい音を出す(強い濁音ではない)
     
     一年ながら→「ひととせ」の流れのまま、ながらへつなげる。
     一日(ついたち)だが、武士は(つきたち)と言った。

  (3)『正月一日は…』
    ・正月の儀式、風習に様子を紹介している。
    ・七日(ナヌカ)と読んだ。七草、草摘みと、白馬節会について
     節会―お祝い
    ・ゆっくり読む。自分でも意味をつかめる速度で読んでみる。
     分からない個所も。チェックだけして先に進んで、全体から
     意味がつながって、理解できる。

     現代人は意味がわからないと先に進めなくなって、
     全体の意味を捉えられない。

    何度か音にしてみると、意味がわかってくる。

  ◆本日の磯貝語録
   古典を読む時は口角を伸ばし、その内側に響かせた音を使う。
   横口では響かず、縦口で口から舌の音を使うと古典を美しく読める。

  ◆本日の感想
   久しぶりに古典を読み、難しさと奥の深さを感じました。
   美しいもんだなあとの思いがしました。日本人なんだなあとも実感!
   民族感情を教わりました。ありがとうございました。
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