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活舌・発語法(7/9)

講座テーマ「活舌・舌尖の使い方」

1.身体法
・踏み足-床の下を意識。体重及び周りの空気を全部使う。
 やっているうちにその程度抜いたら良いか分かる。
・手打ち-いい状態だと抜ける。叩くのではなく打つ。
 その状態を知る。

2.講座
・舌が元気だと人も元気。
・喋り方、音の明確さにより本人の認識の度合いが違う。
 このことが、今、普通のことになっている。
(20年前にこのことを言うと差別と言われた。人権に関わるとまで言われた。)
・そのことについて説明できる人はいなかった。
・分けることは差別なのか。はっきりしていること、していないことを
 分けることが何故いけないのか。
◎はっきりと喋る:語音が明確になる。意味が鮮明になる。
 OCMがスムーズになる。社内の立場もはっきりする。
 はっきり喋るほうが、気持ちが良いと気付きはじめたのではないか。
 ↓
 はっきり喋り、意見を言う人が増えた。
 しかし、逆も増えている。

・40代より先は、言語がまずくなっている。
 特に団塊の世代がひどい。身勝手(喋りも、行動も)
・団塊の親の世代が、今、一番お金を持っている。
 この世代は会社に奉公して日本を支えた褒美として今を楽しもうとしている。
・これをみてきた団塊の世代。
 その子どもより下の世代は冷静になってきて喋りもはっきりしてきた。
 冷静になると、背筋が伸びてくる。口の中の状態も変わる。
 地に足がついているというのは冷静である。
 感情、実感、そして思考も変わってくる。

◎「子音がはっきりする」=子音をつくる道具、舌の先の問題。
 舌尖がはっきりしてくる、シャープとなる。
 動いても舌尖がはっきりしていること。

・舌は左右があって、最初は分かれていたが3週間くらいから出始めて(左右から)
 3ヶ月くらいで1つになる。なので、中心線があるようにみえる。

EX-
・舌の先をとがらせて、舌の先から息を吸ってみる。
・舌先で空気をなめるように。
 元来は消化器の一部、口の中で食べ物をミックスする役割。
・舌とアゴがくっついて喋っている人は物を食べているような喋り方。
 クリアな音にならない。
・くっついていると先端の意識がはっきりしない。
 離して発音すると、音はクリアになる。
・舌のうらを使った音と似てくるが、舌先を使ったほうが喋りやすい。

・おばあちゃんたちは舌が独立しなくなってきた。喃語に近い。

EX‐
・舌先が尖っている状態を映像として覚えるくらいやる。
・口を開けて、舌が尖っているか確認する。口を閉じる。
 そして息をする。
・外国にいると…、口の状態が舌が尖っている状態。
 だから外国語を聞ける。その頭となることができる。
・やさしさとは…クターとしたやさしさはない。
 疲れていてもくずれることもなくなった。

Q.磯貝先生の言葉はどう聞こえる??
Aさん:落ち着き、分からないという感じはしない。
Bさん:低い声。説得力のある声。ものすごく活舌がいいというわけではないが、
  分からないということではない。
◎時おり、自分の声・ことばを人にどう聞こえるか、聞いてみることが必要。

磯貝先生本人:
・ノドを使いすぎてしまったが、ことばはクリアにしようとしている。
・鼻が開いていないと聞くことができない。
→◎話を鼻から吸い取ろうとする。鼻が開くとノドも開く。
・年を取ったら鼻は開ける、舌先はお砂糖をなめているように。
 口元にも気をつける。
・口角がたれると舌骨の筋肉もたれる。

Q.緊張は高いように見えますか?
Bさん:自分もそうなので、張っているところがあるようにみえる。
Aさん:掛け持ちで仕事をするのがあっているように見える。

◎私(磯貝)は、人に緊張感を与えているか?
 声・ことばで相手に緊張感を与えてはいけない。
 いつも言っているので、自分(磯貝)もそうあってはいけないので。

◎舌の最先端が、ことばの最先端。

EX-サ行は舌の先端。舌が広いと失敗する。
テキスト-「サシシメス」
・舌のなかがわでいいたい。
・外に出しては失敗する。
・舌が少しおくに入っているだけで、音は全く違ったものになる。

EX‐「シンセツ」シ・セは、言いにくい人が多い。
・舌は歯の内側、音は歯及び歯茎。
・歯の外に吐かない。当て所は狭く。

EX-「シリマセン」「スミマセン」
・音よりも気持ちが先行する。
・「ス」:舌先から吸うように。
 そうすると息を吐いてひれ伏すような情感にはならない。
・それが好きな人にとってはこの言い方では誠意がないと言われるが、
 崩すことはできる。その逆はできない。
◎人は感性として、崩したものを旧にもどす事は出来にくい。
・息を吐き出して、舌が広い時の「サ」行はいい音にならない。

EX-「ソウイタシマス」:本来は冷静なことばのはず。
→感情いっぱいで、ことばを崩してしまう。
 それはソンだ…と磯貝は感じる。

Q.自分の悪いところを見せて、親和性を持たせる。そういうことはあるかもしれないが。
 どう考えますか?
Bさん:感情を入れないと伝わらないと思っていたが、そうではないと思いはじめた。
冷静に言ったほうが、相手は見てくれると分かった。
感情を出すことが伝わることではない。
Aさん:理性があって、というのが原始の脳にかぶさっている。冷静さを持つ。

・滑らかさより「明確な意思を持った舌」。そこからスタートして、人間らしさを求めてくれれば
 いいのではないか。

Q.助手の声はいかがですか?
A.嫌ではない。丁寧だと思う。きたえられている。

Q.ことばは?
Bさん:アナウンサーみたい。
Aさん:はっきりしているが、冷たく感じる。
磯貝先生:語尾が下手。語頭に緊張がある。
Q.語頭は、はっきり、語尾についてはどう聞こえますか?
Q.語尾が抜ける?
Bさん:語尾は抜けているようには聞こえない。
Aさん:ぼやけている。声がつぶれているとは別で、声がつぶれているのかな。
磯貝先生:語尾が終わったあとの息が良くない。
・語尾にさしかかると気が抜ける。
・最後まで(語尾まで)やりあげる。頭は動いても良いが、舌はやりあげることが重要。
・精密でない、乱暴である。

◎「ことばのつくり方、言い方」
・舌の裏:喋っている言葉の意味が分かる。
・舌の先

EX-「今日は7月9日火曜日です。」
・舌の先を少し持ち上げれば、舌のうらで喋れる。
・ほど良い緊張で喋ることが出来る。
・ことばを出しているのと、伝えようとするのは違う。セリフも同じ。
・舌の先が喋ることの指令塔。
・音をわたりあるくのは緊張ではなくて、楽しさでやっている。
 ただ、磯貝の声も他人には緊張感を与えているかもしれない。
・本人の状態の明瞭度になってしまうとつらい。ことばの明瞭度。
◎ことばの明瞭性は客観性が必要。
・活舌とは舌の問題。しかし舌をどうするのが指導するところは少ない。
・聴力の問題であって、舌のことはちょっとやれば楽しくなってくる。
・舌の先を尖らせる。それをアゴで弾くとナ・ニ・ヌ・ネ・ノ
 口全体でネニヌネノと言うのではない。
◎多くは舌の先の問題(子音)
◎母音は舌の裏側

EX-まずクリアに。そして感情を入れればよい。
それで音が崩れてしまうなら、訓練が足りない。
   
◆本日の磯貝語録
自分の声や言葉の状態や品質を他人に聞いてみる事が重要。
外にどう聞こえているかのサゼストが自己を客体化するヒントになる。

◆本日の感想
言葉を活かす為の「活舌」なんだと気付きました。
滑舌より伝えることが大事、を学びました。
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