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発声・呼吸法 レッスン(7/16)

2013年 7月16日(火)発声・呼吸法 レッスン

講座テーマ「鼻・頭部の響かせ方」

[1]ストレッチ

[2]講義 鼻・額部の響き
(1)口腔音と鼻腔音
(2)鼻腔共鳴
(3)鼻腔調音 m,n,ŋ
 テキスト
  カ→ガ→カ゜(ŋ)
  カガミ、カガヤク、ガイコク、キギのハ、クレグレ、グルグル、グンガクタイ

(1)「自己認識と他者認識」
 人間がいちばん正確、人間の精確さと機械の精確さ。
 「死の演技」認識とその真実。
・言葉の正確さ、声の正確さ、自分で決定すると広々としすぎている。
 「決定」は仮説、「1」は仮説、人間が勝手に決めたこと。
 勝手に決めたことが人に通ずるか、自由だが限定される。
 他人を通して分かったおかげで「次はこうじゃないか」と進むことができる。
 発声法の前の呼吸法、意識してするかしないか。
・シンプルにするのが理解、分かると楽になる。

Ex- 長く「イーー」を出す。大人は邪心が入る。他人には分かる。
  言われた通りのことをしない。「できない」と決めている。

Ex- 「アツイ」どんな「アツイ」か。「暑い」「熱い」「厚い」・・・
  高低アクセントを逆転してみる。他人との関係が成立しているか。
  何を言っているか。「言葉」が正しいか音が正しいか、声のエネルギーがあるか。

◎私が言ったことを人がどのように受けて反応してくれるかで正誤を判断する。
 自分と言葉の関係。自分の外に向けて(他人向けると脳がちがう)。
 コミュニケートしているか。出したら、他人が受けて、返してくれる、キャッチボール。
 言葉は相手が答えることが前提条件。言葉にしなくても頭の中で反応している。
 外面と内面。精神、心、相手の答えが欲しい心が言わせている。
・心を明確に表す声。いい声は心を表わすためにある。
 鼻と額の響き。聞いている人が爽やかになる。歌声。
◎音・言葉を見せる。意味ある音、オノマトペ。
 曲が自分の外にあり、それを外の別のところに持っていく、届ける。
 自分の領域から離す。他人に渡す。なるべく自分の遠くに出す。
・自分に向かって声を出すと、聞いている人は眠くなる。守るとだめ。
 頭脳作業しながら出す声は、大抵届かない。

(2)鼻腔共鳴 m,n,ŋ(カ゜)(鼻に響く音)を学ぶ
Ex- 「マ、ミ、ム、メ、モ」片鼻をつぶして、穴に指を入れて。
  不愉快。自分が嬉しくない音は他者にも嬉しくない?

Ex- 「ナ、ニ、ヌ、ネ、ノ」はっきりと言う。練り音は入らない。
 ・m, n は本来明るい音。高い声。後退言語音。
  口腔から鼻腔に息が洩れると、鼻音になる。遠くに飛ぶか、不安。
  鼻を閉じて話すとはっきりするが、重たくなる。

Ex- 鏡を見て、懸よう垂を確認。息を入れると位置がわかる。
  顎関節を使うと、動きが活発になる。コメカミがしまった感じ。
  軟口蓋が少しあがる。喉頭も連鎖反応する。
 ・声は最初に懸よう垂に当たる。鼻に抜かないと口腔音。
  軟口蓋が上がると懸よう垂がキュッと締まる。舌骨も反応する。
  あくび寸前の顔、上顎の前を動かす。

Ex- 「ハ行」も鼻に抜ける、母音の響きが鼻に抜ける。
 ・鼻腔に抜けると明るい音調になる。
  鼻腔音「m,n」発声の謎、何故下に落ちなかったか。

◎図「共鳴=鼻腔解剖図」
 前頭洞、篩骨洞、副鼻腔に音が響く。魚の名残り?
・言葉・音で分からせるには「上の響き」、言葉の実感が違う。
 上にあげるには縦口、額・頬の意識、喉が良く鳴る。
 音は響いている方が出す方も聞く方も楽。
 響くことが音の一つの条件。響く「ア」と響かない「イ」の違い。

Ex- 「ア」が実感しやすい。「アカサカ」懸よう垂を柔らかくして。
  慣れるまでは大変だが、冷静に伝えるのに効果的。口で出すとより情緒的。

Ex- 額の意識があって「ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ」下顎で「ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ」。
  上の方が明るく軽快。顔つきも変わる。
 ◎音には明るさ・暗さがある。遠くに出すには鼻腔共鳴。
  息の高さが違う。下顎と額の差、感覚の差、低いと虚になりやすい。
  元気な時は使えるところまで気が上がっている。ブロックを外す、額をなでる。
  鼻が開き、耳も開く。前兆がわかる。人を動かす。気を持っていく。
  そのセリフに相応しい「気」をもっているか。

Ex- 「ナマエ」喉の鳴りを口で操作して鼻を響かせる「エ」でも鼻閉じない。
  鼻の出口、鼻中隔に響かせる。条件が分かったらそれを全部忘れて外に投げる。
  技術を効果に変える。自分の実感よりも外への効果。
  「ナ」舌が上顎を弾き、その音を鼻に持っていく。「ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ」明るい音
  「ナ」を打ちやすくする舌位、口の形、を言う前につくる。
  確認したら、外の誰かに提供する方向にもっていく。人間とはそういうもの。
 ◎いい瞬間をつかむ。軽く、気負わず、気は高いのが前提。

Ex- ナ・マ・ニ・ミ・ヌ・ム・ネ・メ・ノ・モ ナ行の方が明るい。
  マ・ナ・ミ・ニ・ム・ヌ・メ・ネ・モ・ノ マ行の唇の構え「ムラサキ」
  子音なしでも鼻腔音「ア・イ・ウ・エ・オ」
  鼻腔音で自分の名前を言う。

Ex- <鼻三味線>鼻を弾きながら発声する。音調を上げて。
  音調を上げる、気が高くなる呼吸法。人の話を聞く位置。
  喉が重たいと上がらない。

・筋肉より骨を使う。横に広げない。奥歯を使って前に出す。
 人の声がどの辺で響いているか聞いてみる。
 他人に提供しているか、自己発散しているか。ナ行・マ行が極端な例。
◎鼻腔共鳴で母音が明るくなる。音調が明るくなる。
 まず理解し、次は投げる。投げながらリサーチして修正していく。
 抱えていないで放り投げる。

◆本日の磯貝語録
 鼻腔共鳴で母音が明るくなる。音調が明るくなる。

◆本日の感想
 生理学的に知っていた「鼻腔共鳴」を使い、実際に声を出してみると
 ”明るい声”に変わることが実感出来、楽しいレッスンでした。
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