FC2ブログ

ことば表現実践メソッド(10/9)

講座テーマ「社会人の言葉グレードアップ」
担当講師 磯貝靖洋 

【1】準備体操
 ○IM基本トレーニング(担当 菅家準講師)
  首-両サイド、前後、後ろ側盆の窪
  胸部-胸骨周辺
  腰部-腸骨左右上げ。坐骨まわし(鼠頚部を意識して動かす)
      骨盤膜が柔軟であること。鼠頚部を解放すること。
  *骨を動かすという意識を持つこと。
 
 ○腕を下ろし前傾、脚裏を伸ばす
  仙骨を伸ばす。骨の力を抜く、しゃがんで解放
 ○座位ー脚を半分伸ばす(膝は軽く曲げる)
  鼠頚部を前に倒すように前屈。
  鼠警部を張る。→抜くー腹部、背中の力が抜ける(息を吐く)
  上半身を捻じる。長座で前屈し仙骨を伸ばす。
 ○長座のまま、肩手は後ろに付き、片手は上に伸ばす。
 (肋骨周りの筋肉伸展)
  両手をしっかり抱きかかえて、肩甲骨回りを伸展
  胸骨(前肋骨)を脚の力で持ち上げる。(両腕は後手に)

【2】前回講座の復習
 「わかることば」9月11日
 「伝わることば」9月25日
  伝わる言葉…パソコンの場合、アンサーがない、
         返信を見ないと理解できない。
 ○「対面でことばで伝える」(対話)…伝わっていないことが直ぐわかる
  
 (1)「どんなことが伝わるのか」 何が必要か。
   エネルギーのある呼吸が必要。特に意識呼吸にかえていくこと。
   意識性が高くなると、それに伴った呼吸ができなければならない。
   →運動反射ー 無意識あるいは恣意的か。
   声を出すために役立つ呼吸、呼吸運動が求められる。
 ○口から目いっぱい吸って吐くことは、ダメである。
 ○発声、声を妨げないこきゅうであるべきである。
 ○横隔膜運動でも、前肋骨、後肋骨を主体にすると違う。

 ◎言葉…「意味」が伝わらなければいけない。そのためには
     音、声で意味が伝わらなければならない。
  「コミュニケートする音声」であれば、話し手、聞き手
  インターラクティブに伝わらなければいけない。
 ○私⇔あなた間、意味に差がある時、声、音声に問題あり。
  一致させるには、呼吸が重要。

 (2)「エネルギーのある声とことば」
   声…空気を媒体として、振動させて伝わる。
   自分が、どの程度意識すると→このくらいに声か
   自分がどの程度リラックス(どの部分がリラックスしているかで、
   変化する)すると→この程度の声がでるか、自覚がある。

 ◎「言葉のエネルギー」
  伝えようとすると声が変わる。
 
 ○リラックスについて
  日本リラックス学会説
  リラックスー脱力ではない
        目的によって違う。ベーシックリラクゼーションは、
        就寝時である。
        緊張を取るために、別な部分を興奮させるという
        考え方もある。
  リラックス…自分を信じること、緊張が抜ける事を信じること

(3)伝わる言葉を考える
   伝わることばには、エネルギーが必要である。
   どんな声か―声帯で鳴っている声で、ことばを作る
          口先でことばをつくると、声帯実感がない。
          口の調音(音声実感)をすると、伝わらない、    
          エネルギーが低い。
   声帯を振動させ、音にする。
  
   前胸部呼吸(胸式)、後胸部呼吸(背面)、腹腔部呼吸(腹式)
   呼吸によって、それぞれ音が違う。

  ○エネルギーの高い声<
         低い声>
  ◎エネルギーのある声とは?…声帯が、よく鳴る。
   
  E< 意識のある声
    明るく、ハリのある声
    響きのある声、呼吸量のある声
    気持ちが前のめりに聞こえてくる声
    メリハリがある明確な声
    大きい声
    明瞭な声
    息の強さが、一定な声
    通る声
    届く声

  E>小さい声
   メリハリのない声
   息が前に出ていな手、こもった声
   通らない声
   声量が足りない
   届かない声

  ○エネルギーのある声ー声帯が良く鳴る。声帯の使い方    
              鳴らし方で、エネルギーが変わってくる。

  ○エネルギーの低い声
   声帯が固いとよく鳴らない。声帯が薄いと高めの声
   声帯の締まりがよくない。
   声帯の左右が、均質ではない。
    →たくさんしゃべると、疲れる。
     半開神経が、片方しか動かない。
  
  声のエネルギーがあるかないかで、伝わり方が違うことが
  分かってきた。
  現代は、サービス業などで人前で話す事が増えて、伝わる声が
  求められるようになっている。
  弱者救済が社会の傾向として強くなっている。
  伝えられないと弱さを感じ、委縮してしまう。

  ◎読み易い言葉だけを口にすると脳が働かなくなる。
   読みにくい物を言葉にしなければ、発達しない。

  ○40分話し続けることができなければ、本当の話し手ではない。

  ○エネルギーが低い時の呼吸は?
    呼吸量が少ない→噴射量が少ない。

  ◎息と呼吸
   呼吸は、身体の外に出す空気を取り入れて、ガス交換して出す。
   呼吸は息の出し入れである。
   (息は外の空気を身体に取りこんだもの)

  ◎意識呼吸とエネルギー
    意識的に呼吸し、エネルギーの高い声にする。
    意識的…目的によって高いエネルギーの声にすること。
        表現呼吸法

   →呼吸が長く続くことーロングブレス
  最近ブレスが長く続かず、セリフが短くなっている。
  エネルギーの高い息ー早い息
   ロウソクを距離を変えて吹き消す。ー強い息(喉を通過する時の息)
  口で情動を感じる(安倍総理の場合)
  声帯声(麻生副総理)
  ○エネルギーのある声…口で意味をコントロールしない。

  ◎「品性は音声である」…日本人は情動言葉をしゃべっているので
              感化される。
    強い息…喉を鳴らす。喉を意識してしゃべる。
    声帯をさわって、振るえていることを実感する。
  ◎息のコントロールが必要
   どのように<早い息>(腹の深さ)
    ―腹式呼吸(恥骨、腸骨(でん筋)を使う
   息の支え点ー丹田に置き、動かす。喉頭が狭くなる。
    <強い息>(胸の息)―横隔膜の使い方。

  ◎腹式呼吸の特徴ー腹は動いて胸は動かない
   胸が動かないように、両手で止めて練習する
   横隔膜を動かすので、多少は胸部も動く。
 
  ◎胸式呼吸(胸部呼吸)
    
   前胸部(早い呼吸)…胸部を使って上げる。
   後胸部(肩口、頸椎の付け根)の高い位置に息を上げる
    (首に力を入れないように注意)

  ◎エネルギーが高いという根底には、複雑なものがある。
   
   文化が進歩すると人間が退化する。(梅棹忠夫氏の言葉)
   変遷が激しいと高リスクとなり、エントロピーが上がる。
   人間が置いて行かれる。

  「喉頭」…声をつくる。喉頭音で声をつくる
    「パラレ」 伝わる、しっかりゆっくりつたえることで
    説得力が加わる。

  人に伝わる声を身に付けるには、呼吸の理論で理解することが
  必要になる。


  ○本日の磯貝語録
   エネルギーの高い声には、呼吸法を身に付け息量、強さが必要である。
   呼吸法の理論を知ること大切である。


  ○本日の感想
   情動か口先で表現するのでなく、喉頭で伝えることがポイントだと
   思いました。
関連記事