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2014年6月10日「声の学校・ことばの学校」講座

 講座テーマ『声をつくる呼吸法 -呼吸と横隔膜―」


 [1]準備体操 - IM身体法
  声とことばのトレーニング法は、様々。
  自分がどの方向を目指すのか定めること。
  自分を知ることが必要である。

  プレゼンテーションは、長くしゃべる事はない。伝えるだけでなく、
  聞き手から反応が返ってくることが重要である。
  聴いてジャッジしてくれる存在がいる場、学べる機会に参加すること。


 [2]呼吸と横隔膜(解剖図あり)
 (1)呼吸のメカニズム-横隔膜を知る-
   横隔膜を直接見て触れることは通常できないが、間接的には可能である。
   呼吸実践―鼻から吸って、口から吐く。

  演習(1)
  ・口から吸う-口から吐く
  ・鼻から吸う-鼻から吐く
   呼吸の仕方で呼吸が違うことを実感する。

  演習(2)
  ・臍に手を当て、鼻から吸う-口から吐く
  ・鳩尾上に手を当て、鼻から吸う-口から吐く

  上記2通りの違いは?
  呼吸量…腹部の方が息がたくさん吸える。
   吐く時に頭が覚醒する。
   胸部の時、首や肩に力が入りやすかった。

 ☆横隔膜の動きが、腹部、胸部中心の呼吸では違う。
  呼吸法の「法」とは、どのように動かしているのか、明確にする。

   方法とは…気持ちで説明するのではなく、何故かを理解して
        もらえるように伝える。自分でやり方を理解し
        身体で実感できれば、人にも説明できるようになる。

 ◎声からは、人の心の有様、人格がわかってしまう。
  演じる場いいも、声で人格を作り表現する。
  その声は、呼吸によって発せられる。


  「人間の根本は、呼吸であり、同調できる」
  (インド、アーユルヴェーダの教え)

 (3)横隔膜を学ぶ(図参照)
  呼吸〈大きく分けると)―胸部  横隔膜の上部下部で違う。
               ―腹部

 ○プリント使用
   ①呼吸の仕組み「肺と横隔膜」
   ②呼吸の仕組みと腹腔


  ①肺の仕組み、横隔膜
   横隔膜は肋骨と一緒に動き、吸気で広がって下がり  
   呼吸で収縮し上がる。

  ②腹式…横隔膜の下、腹腔部、その外側の筋肉を使って呼吸する。

  ・呼吸をすると疲れる、たくさんのエネルギーを使う。

  ・丹田腹式呼吸  
   椅子座位…開脚 坐骨の上に腰、上体ををスッと立てて、すわる。
   丹田意識がある…立ち上がる、歩くことができる。

  膝の意識を持って足踏みすると、いい動きになる。

  ◎「横隔膜の意識」…その上部、下部の意識を持って呼吸する、動くと良い
           感覚ではなく、意(頭が働く)を持って行動できる。
           意を持って動かなければ、意志が弱い。

  
  ◎実感としての横隔膜
   意識が、自分だけで外に伝わらばければ、相手に納得して
   もらえない。

   着物を身につけると、帯で横隔膜の感覚がつかめる。
   着物と洋服では、佇まいが違う。身体感覚も違う。

  ◎横隔膜の存在を実感
  ○背骨を意識…仙骨を立てて、その下に下ろす。
   尾てい骨-腰椎-脊椎-頸椎-頭蓋骨 繋がりをつかむ

   横隔膜を意識し、丹田出し入れをゆっくり行う。
   無私の意識…呼吸をして血液を下におろす。
   呼吸法…集中する・呼吸を練る
   役者…自分が作った通りの声が出せる
      やろうとすることと、実際の誤差が少なくなる→呼吸のなせる技

      
  演習(3)
   「イカサマシ」を受講生皆で、声にし合わせる。
   合わせるには、呼吸でしか合わない。
   自分を捨てて、呼吸を合わせる。

  演習(4) 手拍子を合わせる
       合わせようとすると合わない-息が合う点で打つと、合う。


  [4]呼吸と息
   ◎『息が合う』 呼吸が合うとは、同じであろうか?

   ○呼吸ー生理作業、生理運動
    息 ―呼吸で起こった身体の中の空気-体内空気

   ○息を吸う…体内の空気のため、外気を入れ充満させる。
         胸いっぱい空気、息を入れる―表現としてOK

         息を入れて留めておくことができる―ささえ    
         途中で止めて、声を出してカウント。

   ◎胸郭保持(ささえ)
    丹田ささえ

   ◎息を支えた状態のまま、しゃべれるようにする。
    途中でブレスして、セリフが変化しては駄目である。
    息をいかにキープ出来るかが重要。
    無駄に使わない。多くをほしがらない-精神が安定する。

   横隔膜を意識して動かす時の呼吸で、動力が大きいのは腹式である。
   胸郭も呼吸では、大きな役割がある。

   声とことばを表現するためには、横隔膜と骨盤を上手に使え。
   横隔膜は思ったより使えていない。その分骨盤をたくさん使っているが、
   動きが良くないのは、骨盤の使い方がうまくないからである。

   動き、息が合う-連動、呼吸の真髄である。

   ○自分の動きと呼吸法が合えば、よい動き、声が出せる。


 [5]呼吸運動とささえ
  ○横隔膜は、ささえとしての働きが重要。
   感覚がつかみにくくても、身体、横隔膜に興味を持てると良い。

  ○次に、できるだけ位置、働きは、正確に覚えること。
   横隔膜…呼吸の基本

   身体の各部分を意識することで、動きも変わることが面白い。

   声とことばの環境のこと。
   呼吸法とセリフをいうことは、一人ひとりつかむことなので
   総論として決めて言えない。

   物の道理を理解できても、身体を使って表現することとは、
   簡単に結び付けられない。


 ◆本日の磯貝語録
  横隔膜は呼吸の原動力、源である。

 ◆本日の感想
  横隔膜と骨盤が呼吸運動に、とても重要であることを知りました。
  横隔膜を意識実感するする。丹田を意識を実感することは、とても
  面白かった。です。一人では、中々できないですね。
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