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声の学校・言葉の学校(10/7)

講座テーマ 「使える声の正しい言葉発声法―呼吸と響きの位置、生きた声―」

(1)準備体操…IM身体法
        顎ゆるめ、口唇運動
        肩甲骨、仙骨実感…仰向けに寝て、背中を床に付けて確認。

(2)前回の復習
   「地声発声」…声帯で実感のある声をだす。
          息のエネルギーで、声帯を鳴らす。
   「息のエネルギーを効率よく声にして行く。」
   「しっかり鳴りを作り、息を度bのように身体のポジションにぶつけて
    響かせて共鳴させるかによって、声が違ってくる」

  〇鳴りのエネルギーが弱いと響きも少ない

  ◎『いい音』…声帯で発した音を、どれだけ共鳴させ響かせるか、
         それが重要である。

(3)共鳴の確認
   テキストで7つの共鳴ポイントを確認
  〇前回の口腔後壁・咽頭壁共鳴(頸声)…実演復習
   息をしっかりつかって音にしておくこと。
   「軟口蓋」の使い方…鼻を開ける、閉じた時で音が違う。
  〇「声帯実感」のある音は、しっかり伝わる。(喉頭実感)
  〇「鳴り」共鳴のエネルギー源は、息である。
    声の基本は、呼吸。
    呼吸法を、しっかり体得することが必要になってくる。


(4)声と呼吸の関係性
  〇これまで、講座で学んだ呼吸法は、どんなものがあるか?
   1 胸式呼吸
   2 腹式呼吸(丹田)
   3 鼠径部呼吸
   4 背面呼吸
   5 側腹呼吸
   6 上腹筋呼吸

  〇声は、呼吸法によって、出てくる声が違ってくる。
  〇磯貝メソッドの呼吸法の基本は、鼻呼吸。
   鼻呼吸ができないと、発声も上手くいかない。
   鼻呼吸で、それぞれの呼吸を正確に実施できるようにすること。

  〇鼻呼吸復習
   鼻穴から鼻の付け根、前頭部に向かって。高い位置に吸気する。

  〇鼻を使うことで脳への刺激となり、軟口蓋の使い方も
   上手くできるようになる。

  〇鼻呼吸で球気がスムーズにでき、それぞれの呼吸法につなげやすい。
   →声やことばへの意識も活性化する。

  ①胸式呼吸で発声
   肋骨6,7番のラインに片手を置き、もう片方の手を喉、
   喉頭の位置に置き、声帯実感をつかみながら、呼吸から発声へつなげる。

   鼻吸気→胸部の支えをしっかり保つ
   肋骨を大きく動かし、呼吸の容量を多くする。
   支えがしっかりすると、息のエネルギーも、声のエネルギーに変えられる。
   胸郭の支えをできるだけ崩さず、息を安定させ、声帯で鳴りをつくり、
   高いポジションでの共鳴、響き音にしていく。

   胸式呼吸の声…軽めで明るい声

  ②丹田腹式呼吸野声との違いを確認
    腹式呼吸で出す声は、深く落ち着いた声になる。
    楽しい感情、明るく軽快な声を出そうとしても出しにくい。
  
   〇Nさん…地方での仕事帰りで疲れ気味。いつもよりも身体が固いままで、
       声が沈み暗くなってしまっていた。息も上げにくそう。
       肋骨の上部の動きが不十分。肩、首をゆるめること。

   〇Sさん…音に対して集中すること。この音を出すと決めて出すこと。
        音が決まるとエネルギーのある通る声が出せる。
        呼吸と鳴りが上手くつながると、いい共鳴が作れて、響きも
        良くなった。
        身体の実感があると、声もスムーズに出せる。

   二人ともに呼吸が違うと声が違うことは、理解でき実際に発声できた。


(5)ナレーション実演
  〇Nさん…小学校紹介映像ナレーション
      学校周辺情景―本来の声よりも軽めで明るい声で分かりやすい。
      後半、学校が変わりつつある、その対応に苦慮。
       →前半と同じようなパターンで音を使っているので、
        音を切り替えるとよいだろう。
      「克服」…奥母音が多いと、全体に沈んだ音になり   
           聞き取りにくい。

  〇Sさん…「子どもの悩み解決法」について
       電車内の描写で始まり、社内でテーマに沿って、何か書いていく
       ストーリー。
       暗く無理に低い声で語るので、全く伝わらない。
       内容を理解し、聞き手がわかる音を出すこと。

  〇文章や物語で表現する声も、呼吸が基本になっている。
   口しゃべりにならないように、呼吸と声の関係をしっかり身体実感を持って、
   表現していくこと。


 ◆本日の磯貝語録
  声のエネルギーは、息。息をコントロールする呼吸法が声の基本。
  表現する声、意味がわかる音を出すことも、呼吸によって変わる。

 ◆本日の感想
  声は共鳴させる場所や呼吸の支えによって、違う音になる。
  色々な場所の音を覚えて表現につなげたい。

       



  

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