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声の学校・言葉の学校(10/21)

講座テーマ「使える声の正しい言葉発声法―言葉発声の重要点」

 [1]準備体操―IM身体法
   座位(椅子)…開脚、足裏を床にしっかりつける。
   上体ひねり…軽く肘を曲げて左右に腕を動かす、鼠径部も使う
   鼠径部…指で押しこみ、戻す。


 [2]発声のための呼吸準備
  〇IMの腹式呼吸…声とことばのための呼吸
    腹部前側(丹田)出し入れだけでなく、側腹、腰方形筋も
    使えなければ、十分ではない。
    丹田の出し入れでは、声を止めることはできても、声を
    出し続けることができなければいけない。

  ◎息を出し続けて、声を長く使えることが、セリフや声の
   表現には必要となる。

  〇鼠径部をグニャグニャにゆるめておけると、声のための
   呼吸として使える。固いと上腹の方を使ってしまう。


 [3]呼吸演習
  〇椅子座位での姿勢
   坐骨で座り、腰を安定させる。上体は腰の上にフワリと
   真直ぐに乗せる。

  〇坐骨歩きの感覚が重要。(上手になると手に水を入れた器を  
    持って動いてもこぼれない)
   座面上で坐骨を動かす。(両腕を前に出し動かさないようにする)

  〇坐骨歩き―骨盤と肋骨、胴体を柔軟にしておく。

  ◎横隔膜の位置確認。
   横隔膜の位置…鳩尾からサイドに手を移動、脇に手を置いたまま、
              横隔膜をゴニョゴニョ動かす=しごく

  ◎「前胸部の響き」をつける。…肋骨
   日常会話声が響く―胸骨に響く

  〇立位で横隔膜を動かす…膝のゆるみ、鼠径部、骨盤も使う。
                    声を出してみる。

   EX―「御嶽山山頂には、雪が降り始めました」 一人ずつ声に出す。

   仲代達也さん…低い音と指示すると「足裏からか」と確認し、
             実演できる。
 
  ◎息が続いていること。句読点でも、息は続いていること。


 [4]言葉発声の重要点
  1)よく響く(響いた)声―どこで響いているか
  2)雑音のない声
  3)喉(声帯)が適切に鳴っている声
  4)息の高さ、巾、いきおいがある声

  ◎「声が響く」とは、どんなこと?
   響く声の一番のサンプル―山びこ
   響く…出し所、戻ってくる作業がないと響かない。
    →喉(声帯)が鳴って、どこかに当たって響きとなる。

   ナレーターは、喉が鳴っているだけだと、きたない声になってしまう。
   持ち声(天然物)のいい人…鳴った声が、響いて上手く返ってくる。

  〇「声帯の出す音の品質が良くこと」 それを保つためには
    トレーニングが重要である。

  ◎「雑音のない声」…響きのある声でも、雑音があったら、届かない。
    声帯の状態を良くしておくことは、声の仕事に人には、必須。

  ◎『素材が良くても磨いていかないと、使える声にはならない。
    いい声を持っている人は、声にチャームさが必要。
    声が不作法では、魅力がない―礼儀正しい声が良い。

  ◎「喉(声帯)を鳴らす」
    「ア」音で声帯を鳴らす。

  〇声帯で出した音は、違っている…音調が下がる
   出した声の違いが聞き分けられないと、いい声が出せない。
   “自分の声を聴くこと”→意味が分かる。
   音を繰り返し出せる。

  EX―声帯を使ってカウントする「1・2・3・4・5」繰り返す。

   声を変える時は声帯で、喉実感がなければいけない。

  Nさん…物云いの練習は鏡を見て行うこと。
       瞬きが多く、目で追ってしまう。

  Sさん…声帯ではなく、口先、外の音を聞いてしまっている。
       声帯の音を聴く。口の中に響かせる。口の中の開き方が不十分。

  Tさん…いつも声を出す時「今が本番」と思って出すこと。
       音を一音ずつ確認しすぎ。(うなずいて出している)
       クセが多い。

  クセを直すには、クセを書き出し、人に指摘してもらう。

 EX―「あ・い・う・え・お」…一人ずつ声に出す。 

  Nさん…瞬きしても、目の状態を変えない。
  Sさん…エの音を聴いていない。
       やり方ではなく、結果の音を覚えること。
  Tさん…音質は悪くないが、言葉がまずい。
       日本語の統一感がない。

 ◎今日一番印象に残ったこと
  Nさん…出来た時は声の実感を逃がさない。
  Sさん…山びこは、響きである。
  Tさん…坐骨歩き


 ◆本日の磯貝語録
  声帯実感を持って声を出す。
  のどの声を口の中で響かせること。


 ◆本日の感想
  声を出す、言葉を話す前の準備運動の大切さを知りました。
  自然に出す声をさらに磨くことが必要だと思いました。  

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