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声の学校・言葉の学校(11/18)

講座テーマ 「使える声の正しい言葉発声法―地声と自分の声―」

(1) 準備体操
  〇坐骨歩き…前進、後進、両手バンザイで前後進。
    床に仰向けに寝て、両手を上に。
    その腕を横に広げ、前ならえして伸ばす。
  〇胡坐(足裏を合わせる)→仙骨を立てる、緩めるを繰り返す。
  〇座位片卍脚…上体ひねり→手の位置を変えて一周→リラックス
  〇膝を割って長座…丹田引き込み、前に出す。
     鳩尾前後に出し入れ→各々を連続運動。

 ◎丹田…息のささえ、動きのささえ。
  鼠径部の出し入れ…坐骨でささえている。

 ○どんな声を自分が出すか。
  ⇒人の声をどのように聞いているか、どのような声かをとらえる。
   耳で聞いて、頭で考えるのではない。

(2) 声とことばのためにの身体の調整  
  意志、感情は、お腹に通じてなければ、声として表現できない。
  言葉を使う人にとって、“お腹をコントロール”することは
  重要である。
  お腹は、柔らかくしておくことはわかるが、
  緊張するなどで、すぐに固くなる。

 ○お腹をコントロールできるようになること。
  骨盤はボールのようなもので、思い通りに円運動が
  できるようにすると良い。

 ◎「お腹の状態」=身体、精神状態と同じである。
  
 ○自分のことは人任せにしないで、自分で何とかしようという
   意識がないと、変わっていくことはむずかしい。
   どうしたらいいのか、自分にある。外にはない。

  自分の中に何かがあることに感づいていくこと。
  その努力をすること。

  自分のことに気づいたら、そのまま放置しない。
  気づいたことは、もと深く何故かと探ってみること。

 ◎声とことば→『人間の心を表す』
  自分のことは、何かをやりながらはでしか、わからない。

 ○急いで何かをやり遂げようとするよりも、
  80才まで生きるとしてそれまで、やり続けようとすること。
  すべて成し遂げ完結するのではなく、ひとつできたら
  終わりでなく、さらに課題を増やしていくこと。

 ◎まずは、『自分のことをつかむこと』
  最初は、自分の身体のことを知ること。

 ○骨盤旋回
  身体の内側のことは見えないので、サンプルを見て確認する。
  身体のしくみに興味を持ち、自分の身体の動きを理解すること。

(3)地声と自分の声
  声は、喉頭の中の声帯でつくられる。
  音は、発したら必ずどこかに飛んでいく、そして当たる。
  声帯原音→口の中にあたり、口の中に響く。
 
 ○人間は、生きていく基礎的なことは、ほとんど意識しない。
  ―心臓、呼吸、声を発すること。

 ○自分が声を出すことを、声を出すことだけ考えてはいけない。
  聞く人のことを考えること。

  声帯で声を出すこと…自分のためではなく、人に受けてもらう。
  言葉を発する…人に聞いてほしい、伝えるため。

  声やことば…自分のためではなく、人に受けてもらう。
 
 ◎IMは、“人に受けてもらうために声とことばを発する”ことを、主目的としている。
  自分がわかるため、自分が出したい声を出していても人は聞いてくれない。

 ○自分のことを行っているのは、人に伝えるため。 
  他の人が納得してくれるように、自分が理解すべきである。

   地声の地 ①自である。Mindになっては広がらない。
          ②ground…earth←宇宙

 ○地声は、周りの人のためである。 

  ピアノを使って発声。
  共通のMindがいくつか集まるとgroundになる。

 ○人間は違うことが分かると、元に戻せる。
  共通が出てくる。

 ○声も動きもgroundに通じているから、見ている人にもわかる。
  グロ-ブの中にあるものはみんな違うようだが、みな共通している。
  
  “自”(我がある)=他者
   ↑
  地声⇒誰でも通じる声を見つけること。

 ○自我が増えてくると他と対立し、他と共生することはむずかしくなる。
  共通するのもが少なくなると地が小さくなる。
  声は、人が聞いてわかること。伝わらない声は意味がない。
 
 ○自分を育てること→人が理解してくれる。

  女性―生理の有無で声帯が変わる。
1オクターブ上…男性とは違う。

 ○自分が頑張るだけで、共通項がある人の方に声を発しなければ、意味がない。
  共通項を増やしていけばよい。

 ◎『地声…喉頭の持っている響きである』
  日本の元来の地声は、自声(我)になってしまう。

 ○コミュニケーションする表に出ている言葉にとらわれすぎると共通項を忘れてしまい、我の声になってしまう。
  悪いことはすぐできるが、いいことは直ぐにできない。
  声も同様、悪い声はすぐに出せるが、いい声を出すことは、容易ではない。
  いい声を出すために必要な方法を身に付けなければならない。
  地は、いつまでも探求でき、いつまでも完成しない。
 
 ◎『声のことは、喉頭で考える』
  頭と身体と心がつながって動かせるようになること。

 ◆本日の磯貝語録
  地声は自分にではなく、周りの人に投げて伝わる声、他者と共通項ををもつ声である。
  地声は喉頭の持っている響きである。

 ◆本日の感想
  「地声」は自分の地の声であると同時に、沢山の人と共通の地の声である、というのが衝撃的でした。
  地声は良くないということばかりでないなあ、と思いました。
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