[1]ストレッチ(村上助手) 骨を意識する
①ブラブラさせる 手首→ヒジ→腕
②骨盤をまわす ※前回見た模型を思い出す
③足を肩幅にし、右手を上へ伸ばす(真っ直ぐを意識する)左足のかかとを上げ更に伸ばす
片手をあげヒジを折り逆手でヒジを引っ張ることで肩を伸ばす 左手も行う
④手を後ろで組む(肩甲骨間の辺りで) 左右行う
⑤手を前で組み、手の平を前へ向け腕を伸ばす。背中をまるめる
⑥ロールダウンし下半身の力を抜く → ロールアップし元の状態に戻る
⑦大きく足を開き(右のつま先を前、左を真横)右手を上にあげ指が引っ張られるイメージで
体側を伸ばす(左右行う) → 同じ状態を腰を入れて行う(左右行う)
⑧長座の状態から足を後ろへ倒す ※背中と床との接地面が多いほど良い
[2]講座(磯貝塾長)
出し⇔受ける(双方向) 一般的にはコミュニケーションという
“思い”を具体的にするため喋り、他者に喋ることで伝えている
日本語の特徴:最後だけ聞いていれば良い(主語がない)
思いを言語化する能力が低い→自己確認のための言語が多い
自己確認のためならここでやっていることの必要はない
→他人が受け誤差を少なくするために言語を明瞭化し、そのために響きをつける
◎もう一つの言語を身につけましょう
・一つの考え方に入ったら他のことが考えられない状態はいけない(客観化できていない)
◎自己実現だけでなくその先が重要
◎自己の世界には芸能は起こりにくい
その次を作り出すことをしねければならない
・人間の頭と行動は先に向かわせる時、有効に働く
◎磯貝メソッドがやろうとしていること
生きていくため今現在を有利にするというのは付属品で、これから生まれてくる子供達に、
声と言葉の芸能で勇気を与える、生きる方向を示す。希望を与えること
・芸能の本質や社会現象を客観的に捉える力がないとふりまわされて終わる
☆呼吸法とは哲学を身体で学ぶこと
※方法論(作業)がわかっていても方向性が分かっていなければ無意味
哲学:自己確認することで他人との関係性がつくれる
・「課題発表」“丹田とは” 2名
Aさん:由来について、丹田は3種類以上ある気がする。身体感覚を研ぎ澄ませ意識すること
Bさん:発祥について(「奇蹟の丹田法」より)。東洋・アジア系のものである
・「呼吸について」
人は生き延びるために複数の呼吸法をして生きている
(無意識でやっているので認知していないだけ)
・腹式呼吸:腹部に圧力をかけることで横隔膜を下げる(まず、腹部の運動性を高める)
・丹田呼吸:腹部運動性や呼吸のキャパシティが高まってから、丹田でのささえを入れる方法
(丹田で運動をしかけ、そしてそこでキープする)
意識緊張を持続するため、ささえポイントや、変化を安定させる効果を高める
Ex:鼻呼吸をしたとき腹部を使わないと肩が動くことを全員で確認
・自分の意識としては、ミゾオチより下に降りたほうが有利である。横隔膜を下げること
◎胃と言うのは呼吸器の下にあるので、口辺りでやると横隔膜があがる
◎横隔膜は意識すると、緊張して動きにくくなる
(腹部が動くかどうか、運動性をつけること)
・ソケイ部の内勤を使い下腹部の出し入れ運動が出来るようにする
Ex:骨盤まわりの筋肉運動で出し入れをし、それと連動し呼吸する(全員で行う)
全員立ち、出すときに吸い、「スー」っと音を出しながら息を吐きソケイ部を入れる
運動をおこしてから呼吸をする(あまり頭でっかちにならない法が良い)
◎エネルギーは骨盤まわりにある
◆本日の磯貝語録:芸能は、伝えひろげる精神を持っている
呼吸法には哲学がある。やり方だけに見つけても、心髄はつかめない
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