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歌・演奏(5/25)                                 《音楽系》

5/25(木)歌・演奏

磯貝塾長による講座

◎音のイミ
 1)書かれている音をただ出すことと、その背景にあるもの(意味、印象、情緒、経験etc)を
   含んでいる音を出すことは全く違うことである
 2)自分の中にある複雑さを表出する
    →まず身体化(感覚化)する
     頭脳化するのではない。最初に意味化するのではなく感覚で受けた後に頭脳化する
     どちらかのみではNG。身体化→頭脳化の順

◎内的情感で伝えるためには(歌音楽に於ける)
  ・言葉の意味の深さと音の複雑さを一致させること
  ・自分の情感のみでつくろうとしない。自分の内面(思い)が先行して、抒情的になると、
   内向して外に通用しない。外部に対し抒情的であると感じる、感じさせるということは、
   身体をわずかに感じる、感じさせるということ。皮膚感(耳、口の中の粘膜までを含む)

◎内的情感を伝えるための言葉の作り方
  ・まずは、けんよう垂のみを鳴らそうとする
   広がってしまうと、音が広がり音程が取りづらくなる。舌、唇の先端も締めておく
  ・声帯とけんよう垂を共鳴させる。ただし、F、Asより高い音はけんよう垂のウラを鳴らす

 ・文全体ではなく、語一つ一つの実感を持つ。語の要素をつなげたものが文である
  →表現とは克明さである。思いを分岐させ、とらえること。
  ◎語→文→思い(内的情感)という順で表現される(逆ではない)

 ・「智恵子は本当の空が見たいという。」
  →「智恵子・は」「本当の」「空が」「見たいと」「いう」
  ※智恵子がそのように言っているのを見ている光太郎を表現する

 ・舌、唇の先端を締めて発語する
  わたしは(watashiwa)のW→唇の両端(1/3ずつ)は閉じ、中央のみを開く

 ◎けんよう垂のみを鳴らして、詩の朗読の練習

 ◆本日の磯貝語録:情感は皮膚で感じるもの。頭脳の思いだけでは伝わらない
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