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月刊「聲の力」 第8号(2016年6月21日 発行)

▼月刊「聲の力」6月号『Vocal Arts Theater No.7』開催直前情報▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メールは「声とことばの磯貝メソッド」がお届けするニュースレターです。
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6月は雨の季節、どんよりした梅雨空に気分も滅入りがちですが、雨を受けて一層鮮やかに咲く紫陽花や菖蒲の多彩な色に気持ちも和みます。

雨に中でも存在を主張する花たちに勝るとも劣らない瑞々しい声が響き合う“声とことばの祭典「Vocal Arts Theater No.7」”の開催が迫ってきました。7回目となる今年のテーマは、「今も昔も女子の奏でる心の世界」と題して様々な女性たちが登場します。詩に登場する女性たちをどのように表現できるか、今週末25日の本番が近づき、稽古場では緊張感と高揚感が高まっています。

そこで開幕直前特集として稽古の様子と公演の見所を中心にご紹介します。

**** 目次 ****************************

1.磯貝メソッドからのお知らせ

2.『Vocal Arts Theater No.7』監修&演出 磯貝靖洋からのごあいさつ

3.声とことばの祭典『Vocal Arts Theater No.7』プログラム

4.特集 【声とことばの祭典、稽古場レポート】

5.編集後記

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■□磯貝メソッドからのお知らせ ………
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[1]【6/25(土)】声とことばの祭典「Vocal Arts Theater No.7」開催
――演目:竹取物語、日本の女詩力(古代~現代)
http://isogai-method.com/archives/1142

[2]【7月~】自分のペースですすめられる、火曜夜のトレーニングクラス!
――個人メニューを作成し、好きな回数、好きな日にトレーニングできます。
http://isogai-method.com/archives/1183

[3]【7/9(土)~】“ユニバーサルな音楽講座”うたショートレッスン!
――「ムーンリバー」と「サン・トワ・マミー」で、歌うことの楽しみを。
http://isogai-method.com/archives/1159

[4]【7/17(日)】夏のボイスチェック開催!
――声とことばの健康診断です、残り僅かですが、8・9月にもやります。
http://www.voice-check.com/

[5]【日程調整OK】磯貝靖洋の個人レッスン受付中!
――舞台演出家、音楽指導者の顔も持つ磯貝靖洋のマンツーマンレッスン
http://isogai-method.com/archives/524

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■□『Vocal Arts Theater No.7』監修&演出 磯貝靖洋からのごあいさつ
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この催しは、ヴォーカルアーツ(声の芸術)をお楽しみいただくものです。今回第7回は「女性」をテーマに致しました。「今も昔も女子の奏でる心の世界」と題して、日頃訓練している30余名のアーティスト達の声の芸をお贈り致します。

そもそも「芸」は受ける側も演じる側も楽しいものです。心が動くからです。特に声の芸は聞き慣れた声と異なり、様々な声で様々な心を演じます。

今回、第一部は日本で最古の物語である『竹取物語』を古文のままで演じます。千年前の日本人に戻ってみて下さい。第二部は古代から現代まで日本人の女性詩人22名を通して「日本の女詩力」を楽しんでいただきます。なんとまあ生き生きと輝く心の万華鏡でしょう。出演者一同、声を演じられるよろこびに感謝致します。

劇場でお会いできるのを楽しみに致しております。

Vocal Arts Service Center
代表 磯貝 靖洋
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■□声とことばの祭典『Vocal Arts Theater No.7』プログラム
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開催迫る!!!
6月25日(土) 14時30分~、国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホールにて開催致します、声とことばの祭典『Vocal Arts Theater No.7』最終のご案内です。

≪今も昔も、女子の奏でる心の世界≫
ようやく女子の力に気付きはじめた私達日本人。
いいえ、今も昔も大きな女子力に守られ支えられているのです。
日本語の美しさ強さを女声・男声の響きで夏のはじまりにおとどけします。

【Ⅰ】世界の遺産・日本の古典『竹取物語』 ~月の女かぐやを雅ぶ声の饗宴~

【Ⅱ】日本の女詩力を歌う

〈1〉古の女詩力 -恋歌の巻-

一、額田王/二、広河女王/三、紫式部/四、大伴坂上郎女/五、和泉式部/六、小野小町/七、笠女郎

〈2〉現代の女詩力 -生きる力、愛の力-

(1)曾祖母達の女詩力

一、与謝野晶子『君死にたまふことなかれ』/二、深尾須磨子『市の花屋“パリ旅情”より』/三、伊藤野枝『東の渚』/四、林芙美子『苦しい唄』/五、栗原貞子『生ましめんかな』

(2)詩に生きた祖母達

一、小川アンナ『にょしんらいはい』/二、石垣りん『家』/三、茨木のり子『汲む』/四、高良留美子『オスの時代』/五、富岡多恵子『身上話』

(3)今様の詩女達

一、阿部日奈子『あるババァの肖像』/二、伊藤比呂美『悪いおっぱい』/三、井坂洋子『地上がまんべんなく明るんで』/四、鈴木ユリイカ『水仙―あるいは女の百年』/五、高橋順子『貧乏な椅子』

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■□特集 【声とことばの祭典、稽古場レポート】
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5月半ばに始まった稽古も佳境に入りました。今回の公演は 短歌、詩、物語と合わせて23もの作品が登場します。今回の出演者は全国各地から参加し、その数は30人を超えています。全員が集まれる機会は少なく、短い時間を細切れに分けモザイク模様のように組み、時間を有効に使って密度の濃い稽古が進みました。グループのこともあればマンツーマンのこともありました。稽古では自分が出演する作品以外の稽古時間でも、見学する人が必ずいました。ほかの人がどのよううな声で表現するのか、様々な声に触れ聞くことも声を磨くことに役立ちます。
今回第二部では数人のグループで一つの作品を表現するのですが、声を合わせて読むことがなんと難しいことか。ただ単に声を合わせるだけではいい音に聞こえない。口を合わせ、息を合わせ、相手に身を寄せて体温を感じながら心を合わせるようにすることで、声が同調する。バラバラの糸が、繊細で色鮮やかな織物に変化していく作業と同じなのだと思えます。
私も出演者の一人として、女詩力をどのように表現できるか、悪戦苦闘しています。自分の中にある女性をどう役にしていくのか。同じ女性なのに難しい。「演じるのではなく自分の中にあるそれぞれの作品をやるんだ!」と演出の磯貝先生の激が飛びます。作品に登場する様々な女性を出演者たちがどのように鮮明に表現できるか、体当たりで表現する声の芸術をお楽しみに!
( 取材レポート 益田、菅家)

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 編集後記
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いよいよ、声とことばの祭典『Vocal Arts Theater No.7』の開催が数日後に迫りました。本番でどのような声のパフォーマンスを披露できるか、ドキドキ感が高まっています。公演で取り上げる作品に登場する女性たちを通して、女性の様々な特性を垣間見ることができました。女性のしなやかさ、やさしさ、繊細さ、大胆さ、強さ、したたかさ、大らかさ等々、多様性の時代、女性が持つ様々な魅力、能力に注目。祭典で輝くのは、どんな女性でしょうか。女詩力で綴られた女性たちのパワーに負けないように、現代に生きる私たちも女子力を高めていきましょう(文責 菅家ゆかり)。
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