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月刊「聲の力」 第10号(2016年8月23日 発行)

▼月刊「聲の力」8月号『声の表現を磨く』新講座登場▼━━━━━━━━━━━━
本メールは「声とことばの磯貝メソッド」がお届けするニュースレターです。
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今年の夏も暑い日が続きましたが、気が付けば8月も1週間となりました。朝晩の風に涼しさを感じ季節は秋へと移行し始めました。旧盆に帰省した福島の山間部では、もうススキの穂が風に揺れ、リンドウなどの秋の花が咲き始めていました。
本格的な秋の開幕を前に、声の表現の幅を広げることにチャレンジなさいませんか? 今月号の特集では、夏の特別企画「声の表現」講座を取り上げます。詩の朗読、狂言講座のレポートを中心にご紹介します。

**** 目次 ***********************

1.磯貝メソッドからのお知らせ

2.夏季特別企画「声の表現講座レポート」

 ◆【Voiceトレーニングジム 朗読・夏】

 ◆【月一芸能表現“狂言でござる”】

3.編集後記

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■□ 磯貝メソッドからのお知らせ ■□
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[1]【9月~】「磯貝メソッド声の学校」2016年度中期(9~12月)参加者募集中!
――発声法から表現まで、日本語音声を幅広く学べるスクールです。
  残業しない水曜の夜に、大人の日本語学校「声とことばの基礎」開講!
http://isogai-method.com/guide

[2]【9月~】自分のペースですすめられる、トレーニングクラス!
――火曜夜は発声専門、土曜朝はメニュー別、好きな回数、好きな日にトレーニングできます。
http://isogai-method.com/guide

[3]ボイスチェック毎月開催!
――声とことばの健康診断です、9/19, 10/16, 11/23と実施します。
http://www.voice-check.com/
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_/_/_/【今月のPick*Up】_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■□夏季特別講座「Voiceトレーニングジム朗読・夏」■□
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講座レポート 
火曜夜・Voiceトレーニングジム「朗読・夏 ―日本の女詩力は強い―」第一弾

8月2日、9日(火) 「茨木のり子」

「Vocal Arts Theater No.7」でご好評いただいた「日本の女詩力」の世界を自分で読んで体験するシリーズ。第一弾は、茨木のり子を取り上げました。

一日目は、「その詩が自分にとってYesかNoか」「どんな色を感じたか」という点を踏まえて、『汲む』『女の子のマーチ』を参加者それぞれが朗読し、浮かんだ色やイメージを述べ合いました。同じ詩でも読み手により表現されるものが異なり、また、同じ読み手でも聴き手によりそれぞれ印象が異なるのが面白かったです。

二日目は、一人一作を選び、詩の内容・作者・私・聴き手の四次元で読むことを試みながら朗読しました。やはり多次元を同時に意識して読むのは難しく、色々なところを行ったり来たりしました。それが聴き手にも分かってしまうようで、気が抜けないものだなと感じました。

受講者は年齢、性別とも偏りなく集まりましたが、それぞれが何かを得て帰られたようでした。

第二弾は 8月23日、30日(火) 「金子みすゞ」を取り上げます。まだまだ参加者を募集しています。

(取材レポート 河崎卓也)


■□ 「月一芸能表現 “狂言でござる”」■□
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講座レポート(毎月第2日曜日開催)【月一芸能表現“狂言でござる”】

この夏から始りました月一表現講座。
その第一弾は何と「狂言」。
早速、受講された方から感想を頂きました。

『大変興味深く、面白い講座でした。まずは踏み足、摺り足の練習から講座が始まりました。足袋を履いて、下半身に重心を下ろす感覚を掴む。日本の伝統芸能では当たり前の事が、現代人の私達には大変難しい(少し悲しいなぁ!)。身体が浮いたり、軸がぶれたり…(少し情けない!!)しかし、練習を重ねるうちに、騙されたように型になってゆくではありませんか!!! 次第に、「芸の世界」にいざなわれるのが面白く、おそろしい!!! こういうおいしい体験ができて、暑さを忘れました!!!』

身体解剖図を用いて「すり足・踏み足」のメカニズムを理解、実践し、実際の作品をテキストにして「狂言」における声の出し方を学びました。第一弾は『附子』。太郎冠者、次郎冠者になり「扇げ扇げ」「扇ぐぞ扇ぐぞ」と演じつつ楽しみました。

次回は9/11(日)と10/9(日)の2回講座(単回での受講も可能です)で『柿山伏』に挑みます。
日常生活の中で忘れてしまった、我が国に受け継がれる芸のDNAを呼び起こしてみませんか?

『芸事は太くしたら大事。細く長く続けていれば、いつしか太くなる』磯貝靖洋

(取材レポート 益田喜晴)

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  編集後記
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今月の特集、「声の表現講座レポート」はいかがでしたか?
詩の朗読や狂言というとちょっと難しいと思われがちですが、初めての方でも肩の力を抜いて取り組める講座です。
私も朗読講座に参加していますが、頭で考えない。声を聞いた直感を大切にすること。これまでの詩の朗読のアプローチとは全く違っていたので、とても新鮮で楽しめました。
狂言は未体験ですが、能の謡を習っていたこともあり、伝統芸能の身体の使い方、発声など、日常の生活とはまったく違うことに戸惑ったことを思い出します。基本を繰り返し身体に覚えこませることで、揺らがない所作や声の表現が身につくのでしょう。
朗読も狂言も、実際に声を出す機会が少ないものです。まずは声を出せる場に参加することから始めませんか?
磯貝メソッドでは、今後も声の表現講座を開催していきますので、ぜひ表現の世界を楽しんでください。

(文責 菅家ゆかり)
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