講師:磯貝靖洋
助手:蔭山・菱倉
本日のテーマ:声と体の仕組
【身体法】
・IM基礎身体法
【講座内容】
声と言葉のシステム
脳、中枢、末梢神経システム→呼吸・息のシステム→発声共鳴システム→発音調音・発語システム→聞き方
本講座では声と言葉のシステムについて、順を追って説明していく予定である。
・自分のしゃべりにくい、語を作りにくいを観察する。
「さ・し・す・せ・そ」の発音をする。
前に人を想定してしゃべる。言葉・声は必ず相手を想定すること。
声、言葉は、相手を想定しない限り、言葉を出すことができない。
【担当助手感想:蔭山】
声と言葉のシステムを、丁寧に確認していく講座であった。声と体の基本的な使い方の概念に加えて、「目の前に人物を想定して声を出すこと」のように、心構えなどの心理的な概念にも踏み込んで、声と言葉を作る必要があるということが新鮮であった。
【本日の磯貝語録】
姿勢が膠着したら、言葉も膠着する。
(体を緩めて、声と言葉を作らなくてはならない。体をゆすることができない状況では、自分の内面を膠着させてならない。そうしなければ伝わる声・言葉にならない。)
【参加者の声】
・声が口からではなく、声帯から出ていることを普段実感していなかった。
・呼吸から発声までの仕組み等、改めて考えてみるきっかけになった。
20170114
文責:蔭山
2017/01/14 (Sat) 10:00