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歌・演奏(6/22)                                 《音楽系》

6/22(木)歌・演奏

和田講師による講座

[1]個人曲
  Aさん「荒涼たる帰宅」
   ・フレーズ全体を見通した体の使い方、準備をする
   ・decreになってもエネルギーは落とさない。Pは芯のある音で、糸のように伸びている
   ・その曲が演奏される場面にふさわしいボリュームで歌うこと
    →オケつきの曲
    ⇒オケの入ったホールで歌うようにつくる。日本家屋の葬式の場面で歌うのではない
    のどの奥をあける

  Bさん「レモン哀歌」
   ・「死の床で」と「私の手から」はフレーズを区切ったほうが良い
   ・音が上がる時に腹圧をかけるとやりやすい
   ・4分の3拍子ではあるが、そのような意図で作曲されてないので歌本位で曲をつくってよい
   ・舌のうごきがかたい

 ・山麓の二人(全員)

  Cさん「値ひがたき智恵子」
   ・「私にこがれる」の「る」び次の音はどこへ行くのかを考える
    →次の音が来る前に断ち切られていると考える
   ・「智恵子は苦しみの重さを」→苦しみが凝縮
   ・「今はすてて」→カタをつけた
   ・「私を呼ぶ声を」→1拍目のようにつくる

  Dさん「風にのる智恵子」
   ・「智恵子のゆかたが」→「智恵子」をやっているときに「ゆかた」の動きの準備をする
   ・「松に」→dimの作り方を直線的にしないこと
   ・「もう人間である」→「もう」の間に「人間」のlamentandoをつくりはじめる
   ・長く伸ばしている音には、それまで作ってきた感情が凝縮されている
   ・「智恵子飛ぶ」→前の伴奏の勢いにのって

  Eさん「あどけない話」
   ・変化の少ない曲である→言葉にいろいろと色を持たせず、
    そのままストレートに出した方が良い
   ・「空がないと言う」→「空がないと」「言う」分離させてはダメ
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