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俳優発声上級(6/23)                            《ことば系》

6/23(金)俳優発声上級

[1]けんよう垂構音による発語法(磯貝塾長)
 ①自分のけんよう垂を鏡で見る(位置:高さ、深さ、形:太さ、長さ、巾、色)
 ②口形、舌位は各語に合わせ形を作り、声帯音を直接けんよう垂に当てる
  〈注〉けんよう垂より広くならない。舌の位置で正確に当てること
  
  舌の正中を実感し溝を使い、声巾をコントロールすること
  舌は筋肉体で実感をつけること
  舌はけんよう垂から上につながっているという実感を見つける

 ~日本語の音声の特徴~
  ・母音が平板である(舌根の筋肉が弱い)
  ・喉の鳴りが弱い
  ・口いっぱいに自分の感情をのっけてしまう
 ☆自分のけんよう垂音も正確に伝えたいと思うことが大切

[2]テキスト「羅生門」を読む
 ・強弱や間をつくり、文節のリズムをつくり出し、センテンスをつくる
  〈注〉強い意識がないと、流れるだけで、繊細さが伝わらない
 ・語に対しての執着心を持つこと。字や文を読まない
 ・語には空間や時間や重さ、硬さ、色彩があり、音声化でのみそれ等を表現できる
 ・自分の納得を求めないで、語が納得するための読み又は喋りをする
 ・けんよう垂をより効率よく鳴らすために
   オトガイ部分を充分に使う→しめる
 ・句読み、文章読みをしないで、語1つ1つを意味立てて喋る
  〈注〉けっして、感情や気持ちが先行しないこと
 ・口の幅より広い音声にしない
 ・顔、口の中、舌、喉、首、胸の正中を実感してつなげること
  〈注〉勝手にくずさない
 ・出来てきたら、必ず他人に聴いてもらい、自分のつもりと実際の距離を実感し、修正していく
 ・初級程度では個人レベルでも出来るが、中・上級は専門的なため、必ず正確な耳と判断できる
  人の指導が必要となる。でないと、“個性”という誤解の単なる“我流”となる
  (アマチュア芸の特徴)

 ◆本日の磯貝語録:語には各々意味があり、それを音声化することで意味実感がわき、
          感情も喚起する
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