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歌発声入門(7/7)                                《音楽系》

7/7(金)歌発声入門

 磯貝塾長による講座

・軟口蓋、硬口蓋について
  歯の位置までは誰でも息が届く
 ◎歯の位置より上で、上顎の高いところまで息が上がっていると反射・共鳴され良い音になる
  《練習としては、うがい》
  音は振動 → 硬いところに音をあてたほうが効果的。舌で歌うのは損 
 ◎響きをつくるためには、音をあてるだけでなく、
  あてた音を発したところ(声帯)に響き返すと息(声)の方向が決まり共鳴して歌い易くなる
 ◎音を出すためにはノドに息が流れなえればいけない
 ◎「ア」という音をつくること、その音を外に知らせるのは別な作業
 ◎「息を流す」とは、ノド(笛)に息が流れていること。口から吐くのではない

 下顎に音が集まっている音声は、良い音声とは言わない → 悪い響き

 良い音の条件:良く響いた音
  その音に必要なエネルギーを正確に出していくとノドに負担がかからない
  大きな声を出せばいいというものではない

・Ex.1「さとうきび畑」
  上顎の前方を意識して、そこからノドに音を返す
  共鳴とはノドから出ていく音とあてた先から戻ってくる音が行き来し合うこと
 ◎共鳴点に向い下から吹き上げるのでなく、共鳴点(当り点)からノドに返すように歌う
                 ↓助詞は丁寧にノドに返す
  「なつのーひざしーの なーかーでー」
         ↑軟口蓋を上に持ち上げる
  ことばを漠然と口にせず、軟口蓋の一番高いとこ(中心部)にもっていく

・Ex.2「若葉」
  「かおる~×2 わかばが~」
            ↑↑下顎をつくって口は縦に狭く
   響きより鳴りが強くなると音は強く聞こえるが、歌っている本人は疲れる

・Ex.3「春の小川」
  歌の歌詞が終わっても軟口蓋のポイントに意識を残す
  「は」の音…口に近いところの音なので、口から吐かないように注意
        口の外から軟口蓋のポイントを通ってのどに返すイメージ

・Ex.4「浜千鳥」
  うがいの時くらいの声門の閉じ方が歌うときの息の流れとしてちょうどいい
  この歌では、意識的に頭蓋骨まで響かせる。上顎も骸骨
   ※自分の響きの意外性を感じる。響きのある声を感じる=その人の心を感じること
  キーを変えることも出来るが、作曲家がこの音の世界で何を感じていたかを受けること

・Ex.5「我は海の子」
  「W」「M」「P」「B」は上歯と下唇が軽く重なる位置
  上顎のところで言葉がいえる状態でなければいけない
  下に落ちないように、息継ぎをするときは人中と鼻翼を意識して鼻を開ける

・試唱会の練習
  Aさんのみ本番…出難い音でも1オクターブ下げることなく、
          そのことをやろうとしたことが大切
          芸人は逃げる癖をつけてはいけない
          呼吸法の問題あり。呼吸機能の1/3も使えていない

 ◆本日の磯貝語録:歌うとき、自分の声・音・響きを自分がキャッチできる状態をつくること
          響きのある声を感じる、とは心を感じること。だから歌はなくならない
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