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実践朗読(9/28)                               《ことば系》

9/28(木)実践朗読

[1]和歌(倭歌)の種類
  短歌:五・七・五・七・七の定形歌(丗一文字)
  長歌:五・七を繰り返し、終末を七・七でしめる
  反歌:長歌の後に読み添える短歌
  旋頭歌:下三句が頭三句と同形を反復する。五・七・七を繰り返す
  片歌
   ※日本古来の歌は五・七、五・八音を基本とした
    31文字に書くためにつくる、というよりも必ず声に出し音声化して伝える事をした
    ⇒身体化

[2]<日本人と思う>
  国を統制する仕組みを隠匿するため、理を追及する事は特定階級にまかせ論じる、理論化する事を
  行った。そのため一般は論理思考を行わず、各個人は“思う”という精神行為を行い、思うことが
  発達した。“思う”という行為は、外の刺激を受け、自己に蓄積されたいくつかの体験を検索し、
  つなぎ合せ自己内納得や認識をすることで、そのことにより自己外に表出することを目的とはして
  いなかった。一方論理思考は、“考える”ことを基本にしている。
  “考える”という行為は必ず道具によって(ことば:文字、線、色、音etc)具体的となる。脳内
  行為を表に引き出すことを考える、という。ひとたび、ことばや線や音となると、はじめて自己内
  から自己外に出され、客体化される。
  そのため、日本人は自己の精神行為を瞬時にして外に客体化することがうまくない。しかし、自己
  内での大変己的な類型化や自己内統合は活発に行い、他者がわからなくても自己内納得をしている

[3]和歌読みについて
 ・一般的な律(五・七)の流し詠みをしない。1語1語考え読みをする
 ・覚悟の音声化で身体を通し意味を実感す
 ・音声化することで、意味が立体的実感となる(意識+情感)
 ・五や七の律にとじ込めることにより、各語の情感が合わさり重なり合い、新しいエネルギーとして
  の情感が生じる → 味わい
 ・律読みにより、雰囲気にしたったり流れたりしない
 ・特に律読みにより、類型旋律になることをさける
 ・歌全体を通しての、心のおもむきをすぐに求めたり、おちこんだりしない
 ・先ず、歌中の語を客体化する → 音声化する → 伝える

 ◆本日の磯貝語録:日本人の精神:思う→受身、考え→能動的、客体的
          (はぐらかす文化→思う)
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