[Ⅰ]ストレッチ(村上助手)
①手を上にあげ、上に伸びる
②腰から上体を倒す
③片足のかかとに重心をのせほぐす
④四股踏み
⑤逆向き四つんばいで歩行
⑥逆向き四つんばいで脚で床を打つ
⑦ネコのポーズ→肩入れ
⑧金魚運動
[Ⅱ]講座(磯貝塾長)
「ことばの世界」に入っていく
・感じていること、思っていることは各々違う
(旧士族の家系では「わからないことばははくな」の家訓で育つ)
日常での"ことばの感情"について、相手とのすれ違い経験について
塾生に尋ねる。→皆、経験あり。
・音声学的日本語の特徴
舌面発声(前舌部構音)→舌面感情→舌面情動(口先で省エネで喋る)
◎"思い"、"情"とは肉体的なこと。
現代人は(日本)、口内の舌面で思いをする。
自分の頭の中でおこったことを口先に集めてしまっている。
そして、思いというブラックボックスに押し込めてしまう。
口先で物事を言っても伝わらない。それは自己のものでしかない
(利己的言語)
<<仮説>>
舌面発声(舌面発語)によって舌面感情、舌面意志がおこる
(思い、気持ち、感情)
舌面語は弱い情動しか起こさないのではないか。
なぜ、このようになってしまったのかを考えていかなければならない。
「母音調音テキスト」
全歯をとじ合わせたまま、舌、喉頭、咽喉、口唇をつかい発語する。
(1)ア行 3つずつ回し読み
※音から意味をとっていく(外国語を学ぶようにとらえる)
すると無声か有声かという問題がでてくる。
また、高低、ストレスなどの変化もつけてみる。
語読みをするが、うもれ音をつくらず発語すること。
生命に直結していなければ、何をしても説得力ある表現になりにくい。
↓
喉を使うこと(たとえ声を出さなくとも)
(2)テキスト(i)を各自で読む
母音「イ」について
舌骨を使うこと(持っているものは、しっかり使う)
(3)テキスト(i)サ行、全員で読む(磯貝塾長の後に続いて)
この練習によって喉が降りやすく(開きやすく)なる。
そうしたら鼻まで使えるようにする。
◎意味理解でなく状態理解をする
一語一語に全部感情がある。感情、意志、意味がわいてくるまで読む。
・言語が歯の内側で明確に打てること。
思いが先行すると、音をつぶしてしまう(思うところが口先であるため)
◆本日の磯貝語録
音から意味をとっていく。
ことばは意味理解でなく状態理解からはじめ、意味化する。
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