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発声呼吸入門(11/11)                            《共通系》

11月11日(土)発声呼吸入門

[1]ウォーミングアップ (沖田講師)
 (1)歩く→走る→股上げで歩く→手をほぐしながら歩く
 (2)腹筋
  ①仰向けの状態で肘をたて、両足をフレックス→両足の膝を交互に立て腹筋
  ②二人一組で、一人は仰向けになり、もう一人が足を押さえる(またがる)
    →仰向けになった人が、手を頭の後ろに組み腹筋
 (3)背筋
  ①うつ伏せの状態で両手両足を肩幅より少し長めに広げる→
   A:右手左足、左手右足の組み合わせで交互に上げ下ろし
   B:両手両足を全部上げて20カウント
 (4)腕立て伏せ
    脇広げ腕立て、脇閉め腕立て、各20回
    ※腕立てができない人は膝立て腕立て
 (5)ストレッチ
    腕のストレッチ-身体の前で左右にのばす。前後に腕をのばす
    首のストレッチ-上下前後左右
 (6)股割
    股割の状態で身体を上下にバウンド

[2]胸部共鳴(磯貝塾長)
 書き言葉(メール)としゃべり言葉
  ・メールの普及で言葉を自分なりの意味でとらえるようになった
  ・文字だと音声に付随する個人の人間情報は伝わらない
  ・書き文字では、書いている人の個人の人間情報は伝わらないのでは?
 <受講生の意見>
  Aさん:しゃべりでも程度により同じ事が起こるのではないか
  Bさん:声だと相手の気持ちがわかりやすいが、文字だと自分で想像を広げ
       てしまう
  Cさん:文字だけでは感情表現しにくくて顔文字を使っている。
      でもそれにも限界がある
  ・自分の中に種々のボイスソースを持っていると、相手の発している声に
    反応するので話し手の状態を理解できる
  ・それができないと、自分の状態で勝手に意味情報だけ理解する
  ◎状態を捉える、皮膚感覚で捉えることが重要

  ・音声化する作業は知的作業。音化することの意味がある
  ・声は心、身体に宿る
  ・音声言語と同じ位置の頭で理解すること
  ・聴く脳(大脳)と発する脳(前頭葉)は違う
   情動音声は、更に別の脳(脳幹)も使う
    (前頭葉だけでは言葉の意味をとれない)
    →脳幹に近い音声は情動音声(口の奥、胸で発している)
     口の奥、胸=身体で声を発している時は喉、声が下がる
   ◎音声技術とは、巧妙な錯覚である
  ・現代人は楽をしようとする。声もまたしかり
   声を発する時に、相手に通じる音を出そうとは思っていない
  ・人に伝わる声を出そう

 Ex1) "エ"の発語練習(単純胸声)
  ・"エ"は胸声を作りやすい
  ・舌面で"エ"をつくらない(舌面は音を吸収するするため響かない)
  ・歯の中で、口を縦にして下顎の音を胸に響かせる

   相手を落ち着かせる音声は胸声。一方的に押しつける時は口しゃべり
   →この違いがわからない人は、それらの声を持っていない人

 Ex2) 胸声を使う
    "せんせい" "けんてい" "(自分の名前)”

 個人指導
  Aさん:声をもう少し前に出す
  Bさん:外に響かせる 胸に響くかしっかり確認する
  Cさん:発した音の余韻を自分でつかむ 胸を意識する 胸に響かせる

 <受講生の感想>
   Aさん:胸部発声を維持するのは難しい
   Bさん:慣れてないから頭がくらくらする
   Cさん:下顎への意識集中がまだわからない

◆本日の磯貝語録
①音声技術とは、巧妙な錯覚である
②コミュニケーションは、言葉の意味情報をやり取りするだけでなく、
 声や顔の表情で人間情報のやり取りをする事が大切
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