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俳優発声中級(11/15)                           《ことば系》

11月15日(水)俳優発声中級

(1)ピアノを使ったレッスン(磯貝塾長)
 ・ピアノに近づき、その響きに共鳴する身体を感じる
 ・喉、鼻、声帯を開いた状態で、様々な音を受ける→感触を述べあう
 ・ピアノの響きと音声を合わせる(喉合わせ)

 ☆伝えるためには、相手が聞きやすい状態、声でしゃべる
 
 ☆音声には、発し手と聞き手がシンクロ(同調)する音声がある。
  →では、なぜ聞きにくいような日常生活の情動にはない声(ex.強い声)を
   使うのか?なぜシンクロする音声をもっと多用しないのか?
  
  Ans:日常性という狭い条件をとりはらい、人の生物としての魅力を見つけ、
     内向にならない広がりある感性を楽しむため。その音声を自己の中に
     発見し、技術をみがき表現するため。声の限界を広げ、可能性を見つけ、
     圧迫された自己を解放するため。

 ◎人間の基本感情がバラバラに違っていたら、共生はできない。
   基本感情は皆同じである。
    →但し、その運用の仕方は、皆別々。だから、違って見える、感じられる。

(2)自由討論
  「俳優として、どういう問題をクリアしていれば、精神のコミュニケーションを
   完成させられるのか?」

  Q:「反応しやすい何か」「大げさに伝えようとしなくても伝わること」と
    いうのはあるか?

  Q:同じテキストで、聴いたときの印象と読んだときの印象が大きく異なる
    ということがあった。それはなぜか?

 ◎声は言葉であると同時に音である。声は音でもある。

 Q:現代劇で、声と音をもっている俳優は誰かいるか?

   →歌唱は、声を音にする訓練でもある。
   →言葉にする声と、音にする声を分離しながら、両方とも獲得する。
   →声を音にできると、自分に入ってしまわずに済む
     声を音にできると、純粋に情報として捉えることができる。

   声→言葉→意味 という分類
    ↓   ↓
    音   音

 ◎声は音である。
  セリフを吐くときは、意味や状態の前に音を作れないと始まらない。                 
          
◆本日の磯貝語録
  声は無意識でも出せるが、音としての声は技術がなければ出せない。
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