3月11日(日)実践セリフ
ストレッチ(佐藤昌裕)
・両手を頭上で持ち、上へ引っ張る→横へ倒す(側帯を伸ばす)
・肩回し(右手を右肩、左手を左肩において回す)
・両腕を後ろへ引っ張り、肩胛骨を縮める
・自分自身を抱きかかえるようにして肩胛骨を伸ばす(広げる)
・片腕ずつ大きく腕を回す
・両腕をバラバラに大きく回す
・(二人組になって)
お互いの肩を持ち合い、背中を伸ばす
横を向き、両手を持ち合い、横へ伸ばし合う(側帯を伸ばす)
・あぐらの状態で、脚の裏を合わせて、体を前へ倒す
・開脚(前へ倒れる)
・開脚のまま、左腕を左足にくっつけ、右手を垂直に上げる(逆も)
・開脚のまま、上体を右へ向け、そのまま胸を右足につけるようにストレッチ
(逆も)
・四つんばいになり、猫の伸びをする
・四つんばいの姿勢から、尻をおとし、背中をのばす(顔は天井)
・四つんばいの姿勢から、肩入れ
・左右の手をくっつけて、指を体の方へ向け、手首を伸ばす
・左右の手の甲を伸ばす
<シェイクスピア>(磯貝塾長)
言語のアクセントが日本人にとって難しい。波、うねりを作ることができない
・横から見ると~、正面から見ると◎(シェイクスピア言語の場合)
・正面から見ると 上下 (日本語の場合)
【お気に召すまま】
・声の種類を増やさなければ、シェイクスピアは表現できない
言語は、①語感②音感③体感から文になる
テキストp54
・語のストレスで、アクセントをつける
・ストレスのうねりを上手く回していく
英語で「you」と言ったときは、「I」が必ずいる。
日本語で「あなた」と言ったときは、「私」がいない
日本人:自分がいなく、相手に問う
英語:自分がそこにいて、相手に問う
※エネルギーを動かす言葉(立てたい言葉)にストレスをかける
(うねりを強くする)
倒置表現の場合は、表現を考える
「~獣が一匹でも棲んでいさえすれば~」
日本人は、役の意識ではなく、自分の意識で表現する
立てるところはしっかり立て、あとは歌うように読む
Aさん:日本語で訳された本を原音で表現した場合、
日本人の観客に通じるのか?
塾長:通じるようにやるしかない。通じるものを開発するしかない。
規制された中で、人間は成長していく。
Bさん:シェイクスピアの翻訳をどう表現するか。言語のリズムが難しい。
塾長:外国語にあう日本語を開発していくしかない。日本語上演で外国人に
どれだけ通じるか、また、それが日本人にどれだけ通じるか。
アップダウンだけではうねりがつかない→勢いで覚えられない
読み(男性p54、女性p74)
Cさん:喉の奥で読まなくてはならない。文と文との「間」の感情がない。
センテンスが変わるときに、一回引くことも大切。
Aさん:うねりを止めない。引いたところから出すのではない。引いたら、
すぐ外へ出す。シェイクスピアは、どこか喜劇の要素がなくてはならない。
Dさん:文の中の立てるところと捨てるところを分ける。
Eさん:相手に向かって出す。次の文に移るときの間(支え(呼吸))を研究。
喉で言葉を作る。
Fさん:喉で言葉を作る。しゃべるように聞かせることと、読んでいることを
聞かせることの違いを研究。
Gさん:スクリーンを広くしない。散漫になっていた。息の通りが悪い。
歌うように読んでみる。スクリーンを立体化出来るように研究。
Bさん:上から落とすようなうねりを作る。喉で読む。
Hさん:もっと喜劇にする。もっと軽くする。
Iさん:目と口で読まない。
Jさん:アダム(相手)がいない。もっと力を抜く。
Kさん:外のうねりを作る。
Lさん:語尾が止まる(「止める」とは、次のための行為)
Mさん:顎で語を覚えない。舌の奥で語を作る。タンニング。
Nさん:歯を合わせたまま、セリフの練習をしてみる。間を大切にする。
Oさん:最後のフレーズにうねりがない。口の音が多すぎる。
Pさん:らせんのうねりを作る。口と顎を使いすぎない。
◆本日の磯貝語録
シェイクスピアセリフは、音声の肉体表現
2007/03/11 (Sun) 23:00