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朗読の声とことば(4/8)                          《共通系》

4月8日(日)朗読の声とことば

 ・稽古場の掃除

[Ⅰ]アーツ感覚のある朗読について
  磯貝塾長より、目標の掲示

 ・この講座では、美意識をリアルに感じてまとめ上げて表現する。
 ・アートとは、日常生活上の自分の気持ちを形にすることではなく、
  何か、芸術的衝撃または芸術的インスピレーションが自分の中で
  起こり、それを再生産することである。

 例)三島由紀夫の文章には明確な美意識があり、その美意識に
   引っ張られる文章である。
   (アーティストは美意識をはっきりさせる必要があり、
    漠然と読みをしていても伝わらない。)

 ・日常的な心情、感覚、思考ではなく、普遍性の高い共通項を
  鋭く見つける。

[Ⅱ]朗読における"助詞"のあつかいについて
 (1) WA~はの作り方、Wのかまえをしっかりとする
   Ga~が、 No~の、 Ni~に、O(Wo)~を
   「立派な人」
   「葉っぱ」
    竹/桜/出っ歯
   それは これを つかいます

   語頭や「~は」が弱くなってはいけない。

   「私は」Wa→内性してしまうのはダメ
   それは これです → これです

   No~の 
    Nの位置から母音の「お」懸壅垂の所へ戻す。
    左右の乳様突起めがけて音を出す
    音声意識は懸壅垂、言語意識は前後におく

[Ⅲ]語と文の朗読法
 「むかし、むかし」
  1回目の音と2回目の音は違う(同じ音は続かない)
  自分のイメージや思っていることを出しても表現されているとは限らない。

 朗読では、句読点はオーソドックスに読む(思い入れはしない)
 音にしても文にしても、人の書いた才能の現れであり、人格を超えた
 エネルギーなので、他人が勝手に変えない。

 「むかし、ある国の 田舎に お金持ちの 百姓が 住んで いました。」
  助詞をたてる方法をつくる。

 ◎強調しすぎて、押しつけず、聴いている人が想像できるような
  読み方をする

 「むかし、ある国~」
 今から離れた昔をさすのであり、今を意識せず、適当に昔をバーチャルでつくらない。
 日本ではない国であり、勝手な思いこみでバーチャルな国をつくらない。

 「金持ちの百姓~」
  自分がはっきり分かるように自分の身体に伝える。
  頭でなく身体に納得させる。
   
 文 読みながら、次の言葉をつくる
 助詞 つなげるもの
 語尾 です、ます、した、しょう しっかりという

◆本日の磯貝語録
 朗読の第一歩は助詞の扱い方から
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