10/11(火) 俳優発声初級
(1)ストレッチ(西本助手)
二人組みで、中心の把握。外から見た中心と、自分の感覚としての中心のギャップを実感する
金魚運動等でそれを修正する
(2)歩行
股を割り、四股歩き:長く歩くよりも、一歩一歩着実に。自分の状態を確かめながら。
前後股割歩き:ポイントは一本足になり、軸足に乗って、立てる。ひざを立てる。
足先で床を擦らない、上半身は起こす(猫背厳禁)
足ではなく、腰でやる→何しろ軸足をビーンと立てる。
☆但し、だんだんわかってくるものなので、あまり自分で研究してしまわないように
(3)呼吸(のおさらい)(磯貝講師)
Ⅰ)太腿の付け根(ソケイ部)を膨らませる訓練→慣れたら片方の手で仙骨も探ってみる
Ⅱ)下腹を前に膨らませながら鼻で息を吸う。その状態を丹田で支えながら(動かさずに)口から息を吐く
支えきれなくなったら、丹田をゆるめ息をはき、更に裏仙骨に向け強く引き込み残った息をふき出す
この運動を正確に繰り返す。
(4)発声
Ⅰ)自分の声帯に向かって、声門下の息を小さく吹きつけて、声帯原音の実感をつかむ
◎注:内側の感覚に陥ってしまわないように
響きは前に、外に作るという習性つける
但し、前に出そうとして上に上がってきてしまってはいけない
鎖骨より下に響かせる
Ⅱ)声帯音を上にあげずに、より前にひびかせる練習
◎注:(3)で行った深い呼吸と丹田の支えを使いていねいに行うこと
・呼吸法・発声法は、常にリンクして行えるようにるする
・呼吸法・発声法を通し、「下に降ろす、深さを知る、前をつかむ」という最も重要な基本感覚をつかんで行くこと
◆本日の磯貝語録:いいかげんさを正確につかむ
2005/10/11 (Tue) 19:00