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歌発声初級(4/14)                             《音楽系》

4月14日(土)歌発声初級

「初級講座の目的"歌うことを深める"」(磯貝塾長)

[Ⅰ]歌うことは
 ・入門講座で、声の出し方、響きがあることを理解し、歌が歌える状態になった
  ところで、初級講座では、歌うことを深めるために「譜面(楽譜)を理解して
  操作できるようにする」ことを目的とする(テキスト=ルール)
 ・喋る言葉に対して、「歌うこと」は特殊なことである。昔は神に捧げる祈りだった。
  これから勉強していく音楽「西洋音楽」は、元々キリスト教の祈りの音楽で、
  お坊さん達が覚えやすくするために節を付けたのが始まりである。教会の建物は
  石造りで、声(音)が良く響いた。

[Ⅱ]音とは
 ・音=振動
  低周波治療器やジャグジーなど、振動は人間にとって気持ちが良い。
  普段と違う精神状態、生理状態をもたらす。

 ◎音楽にとって一番欲しいものが、この振動=響きである。

 ・人間が響きを発信する器官=のど(声帯)
 ・音や光の波は、発したものがどこかに当たって返ってくる。返ってくることが
  安心感(実態感)につながる。"戻ってくる音を出す"
 ・言葉は、太鼓にように短い響き。「歌(音楽)は長い響き」
 ・柔らかい響き(安心)⇔強い響き(不安)
  早い波(高い音)⇔遅い波(低い音)
 ・威嚇の音楽
  いつ来るかわからないリズムは恐怖を与える(ジャズ、アフリカの音楽等)
  しかし、周期性を持たせると良い感じになる

[Ⅲ]「歌」は音楽の中でも特殊なものである
 ・「言葉」の意味と「譜面(音楽)」の意味、二つの意味を持っている
 ・音楽の基本は、祈り(歌)だったが、楽器の発達で声よりも表現が豊かになった。
  しかし、楽器でも音楽の基本は、やはり歌である。
 ・音楽には記号がある。※五線譜以外にもいろいろ
  この記号をちゃんとやるのがこの講座である(五線譜をどう処理するか)。
 ※後期には、「日本の音階」を勉強する予定。
 ・音符(楽譜)を見て、音を発することが出来るところまで。

[Ⅳ]聴くこと
 ・目で見たもの→耳で見る(聴く)→音を発する
            ↓
           必ず鼻を使うようになる→鼻が開く

  耳の上2cm位のところと、そこから後ろへいった少し骨の出た位置の集中力を
  使って音を出すとき、聴く状態をつくる(聞きやすい位置で聞くのではなく、
  聴覚で聴く)

 ◎音を聴く(発する)ために
  ①足の内股が重要!内股から仙骨にかけての筋肉を動かす
  ②頭蓋骨を上にスポンと引き抜くように
  ③鼻を開けながら①の動きをする
  ※普段は下の歯から下の音調でしゃべっているが、顔の後ろ側を使うよう意識する。
   首の骨をリラックスさせ、上にグッと持ち上げると"上がった(響きが高い)
   状態"に。

 ◎聴く=響きを見つける(鼻から上の頭全体を使って聴く)
  聴覚的な聴き方で聴く能力を高める(⇔視覚的な聴き方:響きが下がる)
 ・オクターブの二つの音を
   ①耳の2cm上
   ②耳の穴の少し後ろ
   ③①+②を触って聴く
 ・「下(ファ)」を頭頂に手を置いて歌う。手を離して歌う。
  ※手を離すとどうなったか
   Aさん:漠然とした感じ
   Bさん:触っていると安定感
   Cさん:だんだん音がわからなくなる

[Ⅳ]コンコーネ1番、2番を歌う
 ・内股の筋肉が意識出来る座り方で
 ・コフの音(鼻から上の頭で響く音)を意識する
 ・軟口蓋を意識する
 2種の音を聴いてみる
 ①下顎の歯を鳴らした音
 ②コフの音

 ◎音階を歌う(上顎の骨を上げ、ゆるめておく)
  軟口蓋から少しずつ上にアプローチをつくりながら、音階をあげていく
  歌う前に準備する→アンジャッツ(声帯を近づける)
  今日のレッスン 音のルールを覚え、それを出す個々の楽器をつくる

◆本日の磯貝語録
 ・わからなくなったら戻る場所が基礎力をつける
 ・鼻の開き、鼻が響くことが重要。音楽上の美意識:透明感。
 ・歌は自分の現実と非現実を同時に持てる行為
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