1.各自ストレッチ
2.声の録音
3.講座(磯貝塾長) 呼吸法~腹腔と下肢~
☆「表現」とは何か
相手に伝わること・・・ある目的を具体的に示し、相手と共有していくこと
↓
・自分の主たるエネルギーを外に出して伝わるように客観化して加工できなきゃ
ダメ。音のことも、ことばのことも、自分のことも全部客観的にとらえて
理解すること。
・表現とは、社会的行為である。伝えるための何かを自分がやる。
頭で理解したものを体がする。けれど、自己実現どまりでは「表現」じゃない。
⇒主観を客体化していくための技術を身に付けなければいけない。
①自分の声をしゃべりながら聞く。聞きながらしゃべる方法を身につける
(自分の精神状態、体の状態を把握する)
②相手が発するものを無防備に自分化しない。すぐに自分の中に入れず、
一回とめて自分の前に置いておく(→客体化)。
相手の頭で考える。相手が発したものを客観的に受け止める。
ことばに意味があるのではなく、音声に意味や内容がある。
・聞くために正しい(最も有効な)ポジションを覚える必要がある。
⇒呼吸法と密接に関係 人の主観、客観に作用する。
・肺呼吸…主観に入りやすい。体内の全体バランスが崩れてくる。
◎主観と主体
主観ではなく主体としての実感を持つ。
◎呼吸法は"主観"や"客観"がわかるようになるための実感をもつ方法論。
☆骨盤を知る(配布資料参照)
No.259 立った時の後ろ姿
No.260 上体曲げた時の後ろ姿
No.261(女性)立っているときの前姿(正面)
No.262(男性)立っているときの前姿(正面)
No.263(女性)上体曲げたときの前姿
No.264(男性)上体曲げたときの前姿
腹腔内臓、呼吸に関わる骨盤周辺の筋肉を効率よく動かすための骨盤の形、
傾きを知る。
・下肢と上肢をジョイントしてくれているところとしての仙骨
・仙骨、恥骨、腸骨の感覚、実感を持つ。
・座っているときは、座骨の感覚
座骨を旋回させると仙骨も連動する。仙骨から座骨をコントロールすることも
できる。連携して各部が動いていく。
◎仙骨実感を持つ
⇒腰回りの運動をして、骨盤の実感を強化する。
恥骨を動かす。上からの実感、下からの実感。
尾てい骨を動かす。仙骨を動かす。
動かしながら、自分の意識は体の先端まであること。
主観ではない自分の部分を育てていく。
鼠径部を知る
☆次回、骨盤くんを教室に持って行くこと。忘れずに。
◆本日の磯貝語録
◎音声に意味や内容がある。時には状態や状況をも表現している。
◎主観、客観とは自分の身体感である。
◎部分、部分だけを知るのではなく、全部が全部に通じることを知る。
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