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俳優発声上級(5/13)                           《ことば系》

5月13日(日)俳優発声上級

[Ⅰ]「身体基礎表現」
  「歩く」
  ・舞台俳優は空間的感覚を体を動かすことで見つける。
  ・中心ライン(人中、喉、みぞおち、丹田など)は、中に入れずに外へ出そうとすること。
  ・重心を降ろす。
 
 1)両手直立歩行
 2)両手水平前出し歩行
 3)両手垂直下方歩行

  ※座っていても身体的な感覚をつくる

[Ⅱ]セリフ学("桜の園" チェーホフ作)②p17~p24
  ・2回目以降の合わせ稽古は、現在の本息でやること。
  ・聴き側は、欠点、弱点、あら探しに走らず、演者の息を探す。

  ◎朗読→自分づくりと実感づくり→「対話へ」→相手ゼリフの聴き方、受け方→
   「日常会話へ」→意のある喋り

  ・俳優さんはその場で変えていく
  ・読み方を決めてしまわない。受け答えをつくっていく。
  ・セリフを常に同じ状態では読まない。決めてこない。言葉の型にはまらず
   自由であるべきである。

 (1)p17~p24、アーニャ、ワーリャ
   Aさん:相手役のセリフを受けるとき、必ず息を下げる、息を止めない。
      (原則として、喉を開けるべき)
   「疲れたわ」「そうでしょうとも」→息が流れていない。

  ・相手役セリフは、特に横隔膜をゆるめて受ける。
  ・怒ったセリフは、日常の怒りに入り込まない→別感情
  ・"考える"芝居は適当にしない。漠然と考えないで、一点に集中し、
   他は緊張せず速く考える。

 (2)女性3人組、男性2人組で読み稽古(グループ)
  ・同じ役はひとつもない。必ず違った人間をつくる。
   芝居は役を深くして→知性、職業、価値観が異なる。
  ・役をユニークにする。
   (この人と違う役をつくれる。一語一語をそれぞれの役としてつくれるか)

 次回、男性は今日練習した場所 p110~p115
    女性はトロフィーモフとの掛け合い p87~p92
       ペーチャとの長い話 p72~二幕の最後まで

 呼吸の問題が全員にある。すぐに本息の領域に入る。

◆本日の磯貝語録
 リアリズム演劇は、全てのセリフの意味を理解し、意識化する。
 次に、そこからなるべく早く解放され自由となること。
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