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俳優発声中級(10/12)                           《ことば系》

10/12 俳優発声中級  

(1)各自ストレッチ(磯貝講師)
  ・個人のストレッチポイントを指定され行なう。

(2)響きをつくり響きをとらえる(磯貝講師)
  )Ex:喉を下ろし咽頭を開け、唇をつかい「HO」の鳴りをつくる。
      続いて息を前に出しながら体に響かせ自分を発原体として
      部屋全体を共鳴させる。ホ、ホを音高を変えくり返す。
  )・音をつくるのが目的 ~部屋を鳴らす(喉頭のやや上がHの調音位)
    ・より高い声で
    ・裏声をつかうことでエネルギーが少なくて済む
    ・声帯の響きのポイント
     イ)upper code ~声帯の上側
     ロ)under code ~声帯の下側(こちら側を使うことで声帯へかかる負担を減らす)
    ・喉の鳴りだけを使うのではなく響きをつくる。響きをつかうことで情緒の共有を図る
    ・丹田とみぞおちをつかって ~地声
     首裏とみぞおちをつかって ~裏声

(3)課題発表「気持ちの良い声」
  ・戸村 ~開放(声による、音による)声に対する礼儀。
  ・五十嵐 ~歌う人の声は気持ちが良い。良い声=ほどよい緊張+ほどよいスピード。
  ・西本 ~カラオケで熱唱。ダミ声の本人は気持ち良い。←体を使う。心の振動と一致。
  ・河内 ~歌声は気持ちが良い。
  ・青島 ~つぼに入っている声。つぼのマスター。
  ・村上 ~気持ちのいい時に出る声。
  ・河上 ~明瞭・エネルギーの高い声。
  ・佐藤 ~好きな人。子守唄。

  ・今週のベスト(小池)~能のはやしの声→さざ波~記憶をたどる

  ※自分にとっての良い声を実感できること、持っていることがまず必要。
   聞いた音を素通りさせずに感性に引っ掛けていく。
             ↓
   まず体感し、できるものは言葉にする。

  ※実感を作る→頭で思うこと(認識)→同時に身体が反応する。
   その為に外部にあることを全身で影響を受けること。その記憶を持つこと。

  ◆本日の磯貝語録:実感を暴露する(自分の実感を外にさらけ出す)

・今週のベスト発表

 『気持ちのよい声』
   二〇〇五年十月十二日  小池 妙佳
 海の中にいた。身体をゆだね、遠く波の音を聞く。溶けていきそうだ。
 お能を見ていたのだ。囃しの声は、能楽堂をゆすり、私の身体をゆすり、さらに私の身体の中へと
入っていって、遠い記憶の通路を見つけた。そこの番人が言った。
 「一緒に来るかい?遠い記憶の旅へ」
 私は迷わずついていき、記憶の海を泳いでいった。遠く波の音を聞く。昨日、おととい、一年前、
十年前、小学生、妹が生まれた、私も生まれた、母の胎内、はるかかなたの生命の初め。遠く波の音
をきく。
 囃しの声は、空気から空気へと伝わり、出会っては応えながら飲みこんでいく。さざ波は、さらに
遠くへと触手を伸ばし、本当の目的地めがけて引いては寄せる。天を突きぬけ、宇宙に届き、もう一
人の私に出会った。
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