5月13日(日)朗読の声とことば
朗読表現
・個的な表現、私語で読まない。
・自己発散、自己主張(私の話し言葉や私の感情がでる)から、
他人の共有できる領域で行う。
・語尾、文尾は個性化し易いので、自分化しない。
・アクセント、イントネーションは多少大きめに。
イワンの馬鹿 (2)「ところが~こうして彼らは別れました」
全員で一文ずつ読む(輪読、素読み)
Aさん:「ところが、それを年よった悪魔が見ていました~。」
文頭の1語を出すとき、充分に気を遣うこと。
句読点の使い方。(。、は違う)
・「ところが、それを~」
”が”から”それ”の間にうねりがある
◎語のつなげ方でリズムをつくり出すことが出来る。
・「ところが/それを~」
言葉のリズムは止まらない。とめてはいけない。
2拍子の1の間に2が始まり、連続する。
◎文の句読点は、音読文とする場合は文字文の機能とは別の働きが
発動されなくてはいけない。
それは、句点[。]の場合も、単に文の集結にせず、間の取り方を
様々変え(読点[、]は当然のことで)ある固有のリズムを生みだす
記号となる。そのため、文が生き生きとしたものとなる。
◆本日の磯貝語録
文字ことばを音読するとき、句読点でリズムを生み出さないと、
生きた立体感あるものとならない。
2007/05/13 (Sun) 22:00