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歌発声入門(5/18)                             《音楽系》

5月18日(金)歌発声入門

◎個人音声データ録音

[Ⅰ]「芸としての歌とはなし」(磯貝塾長)
 ・話すときに使っている器官:声帯、舌骨、舌筋→響き:口腔、鼻腔
 ・(歌ではなく)話すときは、音を単音で切ることができる。
  =息は流れているが、意識的に行うことではない。
 ・話すときは、話す側の事だけを考えるのではなく、聞く側、受ける側の
  ことを考えて発する。これが芸のはじまりである。
 ・歌の場合は、発する側、受ける側の間にテキストが介在する。
  テキストによる音楽の命令を受けたときに、どうすれば伝わるのかを
  習得しなければならない。

[Ⅱ]"ハミングとは"咽頭壁と鼻腔を響かせる
  1.舌先で上顎をなめる。口をとじる(空気が口にもれないように)。
  2.鼻骨に音をあてる(他の場所にもあたると響きが拡散してしまう)。
    鼻骨と首の後ろが振動する。

 ◎「さくらさくら」ハミング歌唱
  ・懸壅垂の高さで音程が変わる。
  ・出した音がどこかに当たることによって響く。
  ・響きは、まず口の中でつくられる。喋りの場合(構音のみ)は口の前側(硬口蓋)
   でつくるが、音のレンジを広くしようとすると、口の前側だけでは出せなく
   なる。高い音を出すためには、息を細くしなければならない。そのためには、
   軟口蓋を柔らかくしておくこと。→うがいの状態で歌ってみる。
                         懸壅垂は上にあがる。縦口にする。

 ◎懸壅垂、軟口蓋でつくった音を鼻腔、硬口蓋に響かせる
  響かせる場所によって音が変わる(i, e など)

 ◎歯を閉じて縦口にして歌詞を読んでみる。⇒
   軟口蓋、懸壅垂の動きを感じる。
   軟口蓋と硬口蓋の境目に響きを集めて歌う。

 ◎舌骨はとにかく下げる(上がると喉がしまる)。

 ◎縦口で歌う(前顎関節とオトガイ孔をしめる)。

[Ⅲ]「大きな古時計」による胸声発声と横隔膜下ろしとささえ
 ◎笛をさげたまま、高い音も出す。胸の前側を響かせる(胸声)。
  顎と笛を近づける。

  支えは下でする
   ①横隔膜の真ん中を丹田から下に降ろす(下に向かって距離をちぢめる)。
   ②横隔膜の真ん中を会陰から下に降ろす。

 ◎「小ぎつね」(胸声で)
  譜面に書いてあることを活かすように歌う(守るだけではない)。
  自分が生き生きとする。周りが生き生きとする。

 ◎品質の低いものは伝わらない。
 ◎自分の発している「響き」を聴こうとすること。(鳴りではない)

◆本日の磯貝語録
 芸の道には、「戻るところ(基)」を持つこと、つくること。
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