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朗読発声(6/8)                              《ことば系》

6月8日(金)朗読発声

(1) ウオーミングアップ(各自)

(2)講座(磯貝塾長)
 ・声を育てる→声を作る→人に伝わるかどうか
 ・情報のメッセージはマイクで出せるが、人の心の状態や全体を伝えるには
  "生の声"でないと無理。100人~200人くらいに生声で伝える力量。
 
 ◎パフォーミングアーツの特徴に祝祭的(例:白拍子)がある。
   ・パフォーマンスの中に宗教があった(神)
   ⇒心の救済の方法のひとつに芸能があった(スポーツも)。芸能は禊ぎをして自分を
   脱皮させたところでやった。芸能は客を騙すことをする。自のままでは無理。
    ↓
  今の芸能に禊ぎがなくなった(芸能の本心がなくなった)。
  
 ・日常会話は、あまり考えないで喋っている(反射でしゃべる)
 ・日本人に日本語で理解してもらおうとするときに、相手のことを考えていない。
   ⇒発話時の思考はアバウト
 ・しかし、決まったテキストを伝える時は、考えて音にしなければいけない。

 ◎「思う」と「考える」
  「思いながら伝える」と「考えながら伝える」の違い
            ↓
   "1+2を思う"⇒1+2をそのまま反復、そのままの状態を思う。
   "1+3を考える"⇒1+3の答えを出そうとする

 ◎日本人は、日常で考えるということをあまりしなかった。

 ・テキストを頭の中で考えて答えを出して声に出す。
  (思ったことを声に出すのを日本人はイメージという。←これには答えがない。)
 
 ・前頭葉にテキストの内容が来ないで視覚野だけで漠然と捉えて声にしただけでは
  伝わらない。

 ・考えて読む。→時間の変化、場所の変化、などを読む。
  文芸は考えてつくられている。

(3)個人練習(各自)
 <考えながら読む>

 [講評]
  ・字面を考える。プラス内容を考える。プラス次の文章を考える。
  ・ニュートラルになろうとするのではなく、ニュートラルからはじめる。
  ・絵の中に埋没するのではなく、絵を放出する。
  ・考えずに語尾を言うと強くなるか飲み込んでしまう。語尾の音で
   考えているかどうかがわかる。

  次回試演会で読む所を各自決める

◆本日の磯貝語録
 表現で考えるとは、その事の先が閃くということ。
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