6月21日(木)歌・演奏
[Ⅰ]教室の目的の確認
・今まで歌のクラスでやってきたこと-のどを切り替えないナチュラルな発声。
・これからやっていかなきゃいけないこと-日本語の歌を明確に歌う
日本語の歌の発語をマスターすること。
↓
胸声をマスターする。平舌を直すこと。
[Ⅱ]胸声発声法の確認
構え:椅子に座り、座骨を入れて、胴を認識する。横隔膜を下げる。
両足の裏をしっかり地面にくっつける。下顎を喉にくっつける。
その状態で、舌根が動くことが重要。首をたてて、喉を下げる。
オトガイを使って喉を開ける。オトガイ筋でしっかりおさえる。
発声:下顎で支えて、首の後ろ(肩の方)に響きを感じる。
◎喉をおろして開けた時に、舌が前に出ないように。
平舌や前広舌は良くない。口の中で舌先だけ動いてもダメ。
下顎下の前首筋を使い、喉開けを行う。
[Ⅲ]個別指導
・Aさん(1回目)
GからCisに上がるとき、言葉も変わるので音が変わったほうがいい。
喉を変えるのではなく、息を前に出して、響きを変える(頭で変える)。
響きは一定にする。息の流れでもっていく。口で操作しない。
p.64~の「a~」 口で「あ」をつくらない。喉の奥の響きで。
・Bさん(1回目)
両手をほっぺにそえて縦口を補助。喉を切り替えない。
「コーメ」の「メ」が横に広がりがち。上唇をしっかり使う。
上の響きが多いので、下の響きをもっとつくる。
やわらかい息で出せるようになるといい音になる。
・Cさん(2回目)
"ン"の音もぐらないように。外に出す。
ピアニストさんには6/8で弾いてもらうと歌いやすくなる。
「O~」の響き位置。ポジションをしっかり作ってから声出す。
・Dさん(2回目)
顔で歌う。響き位置は鼻のラインから上。
前で支えて後ろを響かせる。
・Eさん(2回目)
鼻の響きで歌う練習。
◎普段やっているより鼻を活発に使う。軟口蓋をうまく使うこと。
個人差はあるが、全体的に鼻で歌うことを開発。
◆本日の磯貝語録
音の上げ下げは、口の開け方や高低のイメージで行わない。
声道を一定に決め、声門下の息を前に流すようにして行う。
2007/06/21 (Thu) 20:00