[1]ストレッチ<戸村助手>
①足指、裏をほぐす
②腰をひねる
③背中のストレッチ(座位、四つんばい)
④肩入れ、回復運動の仕方
⑤股割
⑥しこをふむ
⑦手打ち(床)
下半身、背中を使う。音の深さ(=質)を見つける。打つところが決まれば、
崩れない。自分の体で感じ、「これだ」とわかる頭をつくる。
◎自分の感覚は、体そのものの実感である。部分のことをひとつにまとめる力
が大切であり、自分で自分のことが何とかできる事が基礎である。
◎"このことだ"という全体感の実感をつかまえること。
[2]呼吸
①息について
翻訳もの・・・音の違い(ピッチ、トーン)が、自分の実感である。
日本もの・・・息の違い=感情、情念と関連が深い。
②胸郭呼吸
1)呼吸資料を見て、骨の仕組みを見る。「息の状態」と「空気の状態」を
つなげておくのは背骨である。
2)胸骨をたたく。胸骨は、胸の声の中心である。笛から胸骨の上半分を
使って声を出す→胸声共鳴
3)胸郭を使って呼吸する。
・呼吸運動を高めていく。呼吸脳を育てる。
・背中の肋骨間にある筋肉を使う。
4)鼻について
鼻から吸って、鼻腔に息をためる。
5)3)と4)を一緒にやる。
鼻から吸うときは、香をかぐように。その高さのまま、外に出す=鼻の位置
③胸郭呼吸の練習方法
脇に手をあて(横隔膜の位置)、背骨をしっかりとささえ、肋骨を上げ、
横隔膜を横に張る。ゆっくりやる。週に2回ぐらい練習すること。
◆本日の磯貝語録
(声のトレーニングにおいて)部分、部分のことをひとつにまとめる力は、
自分にしかない。(それは)実感を育てていくことである(全体感の実感)
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