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俳優発声初級(6/19)                           《ことば系》

6月19日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ1(磯貝塾長)
 ・首のストレッチ
   頸椎の1、2番の間をまわす(懸壅垂の奥が1、2番の間)
   頸椎の3、4、5番の前側に笛がある→ゆっくりまわす
 ◎呼吸、発声、発語をそれぞれ習得し、それらをつなげていくのは
  個人の力である。

 ストレッチ2(戸村助手)
 ・下半身のストレッチ、手を振る、肩入れ
 ・①四つ足で歩く ②トカゲのように歩く ③ラクダのように歩く
  3つの歩き方を混ぜて歩き、重心の違いを感じる。
 ・おきあがりこぼし
 ・手打ち、四股踏み

[2]呼吸
 1)側腹呼吸
  腸骨に手を当て、側腹を外側に張る。張ったままで停止し、わずかな呼吸をする。

  ex.1)側腹を張ってセリフを言う(普段の言い方と比べる)
   ①[a] ②だめです ③ありがとう

 ◎側腹を張るのと、普段の言い方とでは、声が違う。声の違いは、精神状態の
  違いである。

  ex.2)側腹を張っていう。側腹を引っ込めて言う→ex.1)のことば
    このふたつのパターンで、全く違うものを作ることができる。

 2)胸郭呼吸
  A:横隔膜の位置に手をあてて、外側に張ってセリフを言う。
B:横隔膜を内側に引き込むように停止し、セリフを言う。

 ex.3)①今日は暑いですね ②これ、いいですね?

 ◎「どういう精神状態か」は、「どういう身体状態になるか」である。

 3)背面呼吸
  A:肩胛骨の間の筋肉を広げてセリフを言う
  B:背柱の左右の筋をしめてセリフを言う

  ex.4)この席、いいですか?

 4)4つの呼吸で、セリフを言い換える
  丹田呼吸、側腹呼吸、胸郭呼吸、背面呼吸でセリフを言う。

  ex.5)わあ、きれいだ

 ◎書いてあることを伝える→これは人にとって何なのか?その人の生き方や、
  考えを表すには、声をかえることである。声をかえるというのは、人格が
  変わることである。
 ◎「人格をつくる」ということである。

 5)ロングローンとショットガン・ブレス

 ◎アーツは、人間を行う人間も、受ける人間も興奮させるものである。
 ◎芝居の俳優は、文字で書かれた架空の人間(役)をそこに実在させ、生きた人格
  ある、実態に満ちた人に作り上げなければならない。人格や実態はとうてい文字
  では表せない(書いてない)ので、それを創る能力が必要である。書いてある
  ことを声に出し、身振りを付けても、その人の人格や心身の実体は表せない。
  →「人格」って何だ?

◆本日の磯貝語録
 引き出し(ストック)を持つというのは、体の使い方である。
 精神状態の違い→声の違い→呼吸の違い→身体の違い
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