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俳優発声上級(7/15)                           《ことば系》

7月15日(日)俳優発声上級

[Ⅰ]演ずることの本質を考える(磯貝塾長)
 「桜の園」(チェーホフ)
 ・社会のために演じるのではなく、人間のために演ずる(人間を抽出する眼力)。
  社会を理解するのではなく、書かれている文をどう読むのか決める。
 ・この役そのものの人格(性質)を見つける(心の方向性)。もしくはつくる。
 ・俳優の仕事=身体感覚(声と身体)と霊媒性による役の現実化。

[Ⅱ]第一幕をリーディング(グループになり)
 ・笛の上側(upper code)の共鳴を多用する場合。
  笛(vocal code)の位置を上げないように(自然だが自分になってしまう)。
 ・笛の下側(under code)声帯から下の共鳴を主体的に発話する。
  語尾は注意する(upperとunderは顎の位置が違う)。

  「やれやれ列車が着いたな。何時だ?」
  自分の外に神様を置いて、underで読む。
 ◎自分の中で言うな。引き込むな。

 ・意志や感情は笛にある。
  無信心は神様と話ができない=ニートになる。

  Aさん:喉が強くなった。
  Bさん:斜め前方の神様に語りかけた。
  Cさん:すべて手引き込んだ事が分かった。
      uncer codeは胸声-丹田呼吸にする(自分の感情が下りた)。
      緊張を緩和するときに表現になる。      
  Dさん:顎を意識するとよかった。
  Eさん:克服しつつあるもの、好みのものはOK。
      歌舞伎は絶対捨て息が必要(必ず息を出してからセリフを言う)。

  息を流す=喉を開ける。息の支えどころ。

  セリフを吐きながら、自分の空気の通りをよくする。

  多くのグループであること:顎の下になっている。
  これをunder codeにしなければならない。

  感情の置き所、喉を開けておいて息が変化する。感情が変わる。

  いい息をもってきたら、声を息で変化させるか?
  場合によっては、いい声をかくすことができるか?

  息を変えて、音を変化させる。

  自分のいい声を使いながら、消しておきながら、表現する。  

◆本日の磯貝語録
 俳優は祈る力と生理がないと傲慢な芝居を遣る。
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