FC2ブログ

俳優発声実践(7/21)                           《ことば系》

7月21日(土)俳優発声実践

[Ⅰ]情の言語、意の言語
 ・作品主義をベースに考える。
 ・今の人達が見て「面白い」とわからせるには、どうしたらよいか。
 ・何を中心にするか。「声、ことば、身体」でぶつける。
 ・情の生理は、首から下、意は身体から飛び出る。足までの存在感があること。
 ・意が強くなると、存在感が薄くなる。
 ・漢字以外(かな)に情がある。かなぜりふは、理に訴えるより流す。
  縦書きは流れる。
 ・活字でない文字の流れをつくる。韻、五七、四三。
 ・何回も読むと、情景が浮かんでくる=身体化。意は頭脳化。
 ・漢字に変えにくい部分に表現のアクセントをつくる。
 ・歌舞伎は、男が女をやっていることを見せる。女ではできない女をやる。
 ・関係よりも、人そのものを暴き出すこと<付け帳=衣装から人格>
 ・見えるところからつくる。造形、デザインする。内面で迷わない。
 ・ヨーロッパの王家を知らないが、自分がやりたいハムレットをデザインする。
 ・仕方芝居、歌うように流す。日本人らしくやる。
 ・意は理に発展もしくは客体化すると他者に通じ易くなる。
 ・ブレヒトは進化し続ける。理論的で取っつきやすい。
 ・語尾で情を入れるのを叩ききる→クリアになる。
 ・思ったことを外に出す。思いながら言わない。
 ・情のリズム、意のリズムを見つけ、つくり出す。
 ・感情をなくすのではなく、押し殺す。意を飛び出して理をきかせる。
  外で語読みする。
 ・ブレヒトは歌でなく理論。
 ・情になりやすいことばを理屈でなく、理論にする。
 ・外に投げつける。
 ・感情でなく意志を出す。断定する。

 「吉三」止めないで流す(波打って)。うたう。「わたしゃおとせと申します。」

 ・名詞をきちんと出す。
 ・自分に引きつける→演歌(「私」を歌う。下肢を私言語化する。)

 ◎拍子付け、リズム読みする。例えば、日本語の7、5、3、4のリズムで
  拍子付けをする→現代日本語とは異なる。
  情と意の違いを理解し、意識する。頭を変える。使い分ける。

  台詞を歌にする。理にする。

  台本が良ければ、役者の思いは先行しなくてよい。
  無駄なことをするのは損である。

 ◎セリフには「情的意味と理的意味」がある。
  一般的に云う思いや気持ちは情的意味になる。

◆本日の磯貝語録
 情の言語はドップリと身体的に、意の言語はシャープで客観的に。
関連記事