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歌・演奏(9/20)                               《音楽系》

9月20日(木)歌・演奏

講座テーマ「「ミルテの花」「詩人の恋」より①」

[1]ストレッチ。個人調整。

[2]歌唱講座(以下和田講師)
(1)“Im wunderschönen Monat Mai”
 ・詩の訳 先週の続き

-ソプラノとアルト 分かれて練習
 ・歌い終わった時に「この情動をどうしよう」という感覚が残る歌い方が良い。
  歌い終わった時にすっきりしていてはこの曲は表現できない。緊張感が必要。

 Q:この曲は長調か短調か?!(両方でてくる)
 A:一見すると短調のようだが、ネガティブなものを感じないので長調として
  捉えるのが良い

 ・10小節目のところ、粘着性の高い伴奏。歌がそこから分離しようとして伴奏と
  一音ずれるが粘着性の高さから伴奏がくっついてくる。熱っぽさの表現。

 ◎どこでゆるめてどこに力をいれるのか、自在にコントロールできるように
  体の準備をしておくことが必要。緊張と弛緩。

 シューベルトの曲などは軸がしっかりしている。
 シューマンの音楽は軸が傾いた上にその周りをぐるぐる回っている感じ。心が
 ざわざわする。不安感。確信犯的に迷っている。高いエネルギーで何かを模索
 する思春期の少年のよう。

(2)“Du bist wie eine Blume”
 ・長い音符の末から次の音に移る時、蜂蜜をスプーンですくって蜂蜜が途切れるのを
  待ってスプーンを動かす感覚を体の中にもつ。

(3)“Widmung”

(4)1曲につき3人ずつサンプルになってもらいながら練習
 ①“Im wunderschönen Monat Mai”
 a)Aさん 歌っている自分をもう少し低いところに感じる。「alle Knospen」を歌う時
       何が起きているか?
 b)Bさん 「びっくりするくらい美しい5月」はどんな色か体に感じながら歌う。
       音の動き良い。
 c)Cさん 全体的に後手にまわっている。歌い始めの‘P(ピアノ)’を意識する。
 
 -2番の最後、願いがかなったかどうかわからない・・・という余韻を残しつつ、ピアノ
  がその余韻を大きく包み込むようにかぶってくるのでそこまで音を引きずらない

 ②“Du bist wie eine Blume”
 a)Dさん 体の準備がよくできていた。うまく曲の波を作れていた。
 b)Eさん 「betend dass Gott dich erhalte」1拍目2拍目の母音はおもいっきり。
       「dass」は「Gott」「er」は「halte」に。ぎりぎりまで待って「Gott」「halte」
       につなげる。
 c)Fさん 16分音符は次の8分音符に繋げるためにあると思って歌う。
 
 -はっきりした印象を表現した曲なので、最初の「Du bist」はクリアな音で。
  ピアノの時ほど子音をしっかりと。ぼやけた印象ではじまるピアノの伴奏に
  ひきずられない。

 ③“Widmung”
 a)Gさん 波がはっきりしているところが良かった
 b)Hさん P.27 の10小節目、リタルダンドがかかっているので「Geist」の後急がなく
       ていい。「Ich!」のところ、男の子らしく力強く。
 c)Iさん 13小節目「gab!」も出す。ここで力尽きないように。
      14小節目~言葉を大切に。

 -メゾの人たちは深くしていく。

 シューマンの音楽は、地球の様に軸が傾いている。心がさわめく、不安がよぎる、
 確信的に迷っている。しかし決してひ弱ではない。

◆本日の感想
 音の動きを自分の体の中に作る・・・なるほど!
 言葉も口から外に吐き出さず、体の中におく。・・・なるほど!
 知ってはいたが、これか、と分かった気が・・・・。(Y・U)
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