FC2ブログ

表現・発声クリニック(9/20)                        《共通系》

9月20日(木)表現・発声クリニック

講座テーマ「ことばさばき法<通称滑舌法>」

[1]“ことばさばき”から何を感じるか
 Aさん:ことばさばきが悪い→ことばがはっきりききとれない。流れる。つまづく。
 Bさん:自分がことばさばきが悪い→早口、子音がはっきりしない
 Cさん:呂律は回らないとことばさばきが悪い。

◎日常言語 -イ)テキスト言語(台本、文字文もしくは、事前に用意された内容)
 自然、普通 ロ)非テキスト言語(その場のお喋り、最も自由形)

 イ)有目的なため、伝達性を求められ、言語の明瞭性が必要
 ロ)無目的が多く、自己言語性が高く、伝達性に低下している

         A ⇔ テキスト ⇔ B

 Bへの言葉をもろに自己の     Aの言葉を私有化して聴き
 主観として喋り、独立性      中性もしくは、客観で捉えない。
 高いものでなく喋る。

 言葉さばき、音作りが私的に流れると、他者は聴き取りにくい。
 語音感は客観的感性であり、客観の実態化である。
 母音調音+子音調音→語音の客観感→言葉の客体化

母音のさばき
 確定音、固定音のおかげで、音をずらすことができる
      ↑
     音声が固定していない人は感情が不安定

音を客観化するという事  音を響かせる
             音声(ひびき)を体の中においておけるか
             自分の感情を響きの中におく(母音の)

[2]テキストを使って
 「ことばさばきと話し方(1)」
 ①各自練習
 ②一人ずつ読んで、先生からのコメント
  Cさん:下顎が発達しているので音を横に広げすぎている 口の中心で言うこと
  Bさん:鏡で自分の口を見ながら。「きれぬ」→「きれぇぬゅ」にしない
       奥歯より広くしないこと。下顎を下ろしすぎ
  Aさん:舌根を使って。

 <加島講師>
 日本人には自分の出した声やことばを、心地よいと思ったり、声の音を楽しんでいる
 人はほとんどいないのではないか?

◆本日の磯貝語録
 日本人は他人の事でも自分化してしまうクセがある。一方では自分の思いや気持ちを
 他人化できず、うまく伝えるのが下手。

◆本日の感想
 ことばのさばきは、舌や口だけで一生懸命操作するだけではうまく行かない。機能を
 もっと有機的に訓練するし、言葉の用法もちゃんと知るし、問題は深いところに
 あることが分かった。今期も面白そうです。(M・K)
関連記事