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市民発声・呼吸法(9/15)                         《共通系》

9月15日(土)市民発声・呼吸法

講座テーマ「発声共鳴法(鳴りと響き)」

[1]ストレッチ+ウォームアップ(沖田講師)
 円になって歩く→走る
 座ってストレッチ。足の平を合わせてバウンド。足を伸ばして前屈。
 足を開いてのストレッチ。腰の回転。
 立ち上がって胸部の前後左右・回転、首の前後左右・回転

[2]発声共鳴法(鳴りと響き)(磯貝塾長)
 ・物理的に鳴り(一次共鳴)と、媒体を介し、共鳴率を高める二次共鳴原理の説明
 ・音源から発せられた音は「打ったところを鳴り」波打っているものを「一次共鳴」
  しかし、ほとんどの場合、多方向に伸びる。そして、ぶつかったところに垂直に
  跳ね返っていく。
 ・お寺の鐘などが分かりやすい例。衝撃を与えると振動が起こる。
 ・鐘もそうだが、人間ののども同じような原理である。
  空いている穴が広ければ、また狭ければ聞こえる音が違う。
 ・コロッセオ。空へ上がった音が戻ってくる。だからすみずみまで聞こえる。

 ◎共鳴原理を人間に置き替えて考え演習を行う。
 ・声帯音の性質-声帯が強く引っ張られていると薄くなり、声も高くなる。
         声帯の力を抜くと太くなり低い音

 口腔を細長くするのか、広げるのかでもまた声質は違う-口腔共鳴
 ・私達はいまや「い・え・あ・お・う」というためにはどういう口の形なのか
  無意識でやれるが、外国語をやったりする場合はうまくいかない。
 ・いい音でやるためには、口で何とかしようとせずに、音源である声帯と響く容器で
  ある口の中の関係を意識して出すこと。
  ☆鳴る機能と共鳴する機能がドッキングしている。
 ・わざわざその音を作るのに、その通りに聞こえなかったらおかしい。
 ・出す方向性も重要である。とにかく散漫になるとよくは聞こえない。
 ・発声法演習
 ①音源発声の理解と実感
 ②声種発声(身体部位共鳴法。例:前胸部、後頸部等)
 ③ことば発声共鳴(母音・子音調音)
 ・声帯の緊張度によって、聞いているか、聞いていないかわかる。
  考える中でも身体を使っているかで出る考えも違う。
 ・ノドは閉めても、開きっぱなしでも死を意識する。

 ◎喉頭感覚、喉意識(本来、心も生命も感覚意識まで喉と直に深く関わっている)

 ・身体の共鳴部位を作る。まず初めに前胸部に響かせる。深い感情。

 ※作る場合、イメージは導入に過ぎない。実感を伴うかどうか、正しいという実感は
  つかみにくい!
  間違っている・・・なんだかおかしい・・・という実感はつかみやすい。だからいい師に
  ついて、正しくやれているか判断してもらう方が断然芸事は伸びる。
  ☆ここでの発声法は受けるための発声。

◆本日の磯貝語録
 正しいことの実感はつかみにくい。一方、これは正しくない、もしくは違うという事は
 グーンと分かり易い。そのお陰で反省会やダメだしばかりやる。

◆本日の感想
 今までは呼吸法の講義と実践だったのが、今回から具体的な声の出し方(発声法)に
 入りました。少し前進したという気がしました。とてもおもしろかったです。(K・I)
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