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朗読の声とことば(9/9)                          《共通系》

9月9日(日)朗読の声とことば

講座テーマ「作品の読み方 宮澤賢治 ①」

[1]ストレッチ(磯貝講師)
(1)短時間で「表現のゼロ」をつくる。身体意識の均一化をする(立位で)
   寝ながらストレッチはよくない。
(2)リラクゼーションは各自開始前にやっておく。
(3)手首から入る→活性化→足裏におろす。
(4)重心を降ろし、腹腔部(内臓)の緊張を抜く
   筋肉ストレッチ→内臓+心理学的なストレッチをする
(5)腹腔部をゆっくりと動かし、内臓実感を高める。
(6)下腹、股関節部の運動を下肢とのつなぎ感を高める。

 ※そのほか捨て息や懸壅垂のトレーニングなど。

[2]宮澤賢治作“和風は可谷いっぱいに吹く”
 Aさんが一人で読んだ後、全員が読む
 詩は一人で読むもの→自分で納得する。

 ☆集中力~持続力の持ち方
  (1)口読みしない
  (2)無駄に力を入れない
  (3)息は必ず前に出す
  (4)基本はタテ口、細舌
  (5)オトガイで下顎をささえる
  (6)息は止めない
  (7)意識は頭や顔でなく、胴や体、脚へ
  (8)語を丁寧に
  (9)表現のゼロで。少しずつ、力を使わないで表現に。
  (10)柔らかい胸声にする

 サンプル① Bさん
 感想・息が少ない
    ・芝居上手いかも
    ・素直でよい
    ・おだやか、イイヤツかも。
    ある程度力がつくとできてしまう。

 サンプル② Cさん
 感想・いい詩だなと自分で感じた
    ・語尾がバスガイドになっている
    ・あ~と抜く→実がない表現である。実とはノド(元の人間性)
   語尾にはその人の生活が出る。

 サンプル③ Dさん
 感想・息を止めてしまっているので抜いて出す
    ・息を固めてしまっているのはきつい人生です!
    ・読みながら開放する。
    ・口言であり、のど言葉でなければ、、、のど言葉は本質。口で表現しない。

 ・自分の音声(自己認識できるのは、10cmくらいである)
  生理状態を作り再現する。
  ⇒表現とは、さらに上の段階で作り出す。社会的行為であり、人間的行為(英知)になる。
   洗練されているべきもの。日常生活とは異なるものである。

 ・表現のゼロの状態で作る
  人間が自然に戻るための共通項(息を共通にする)

  生活主義の芸能←→祭事(神に仕えるもの)-宇宙につながるものである
           表現を宇宙とつなげるから共通感動をつくる。

 芸能教
  芸能の神様(天地万明)/小手先 市民の生活(社会)
  人間の本質は人間社会の文明によっても変えられない。
  神性に気がつけることが大事である。
  自分の意識以外の何か(神性)を感じなければ×である

 ※銀河鉄道・・・・理路整然としていない
           霊感に近づかなければ×
           理屈づけて解釈しない。

◆本日の磯貝語録
 芸とは神性を感じて表現することである

◆本日の感想
 余分な力を抜き、息を上手く廻して、口から10cmくらいのところに紙を置き、
 口と紙との間で、宮澤賢治の詩を読むことをした。
 普段力のある声の人の読みが今まで聞いたことのない程変化した。
 読んでいる人の人間性が感じられとても興味深かった。(Y.Y)
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