FC2ブログ

特別実践セリフ(10/9)                            《ことば系》

10/9(日)特別実践セリフ

[1]発声・呼吸教室(蔭山理司)
   ・膝立ちで、胸部保持を意識しながら口から細く息を吐く
    (支えを意識するため両手で肋骨下あたりを触り、息を吐く)
[2]講座(磯貝講師)
  ①「俳優にとっての“虚”と“実”」のレポート発表(沖田、蔭山〔理〕、河崎、蔭山〔佑〕)
    虚構を演じることができる人ならば、真実を真実らしくやることはたやすいが、
    真実を表現媒体にする者は、真実がつかめなかったら表現できなくなってしまう(磯貝講師)
  ②テキスト『才女気どり』に取り組むにあたって
   ・人間が言葉を発する時にはいろいろな種類がある:立ち話、朗読、議論、etc
    その中で各人は対話をしているが、基盤となるものは実生活:生きていくための作業をしている
   ・実生活のしゃべりの中の心の状態と芝居の中の心の状態(虚)との間にどのような差が存在するのか?
    観客と共感できること、観客が理解できること
   ・「演じる」というのは自分の生活実態から離れた方がいいが、私の中にどういう状態が起これば
    そのセリフが芝居の中で実態を持つのか?
    この戯曲“これ”における“これ”をとらえる
    自分の発語法だとどうしても自分に戻ってきてしまうし、かといってあまり変な事をすると
    わからなくなって疲れてしまう。
  ☆今日の練習のポイント
    このセリフを対話の中で必死になって自分に言う。自分が面白いと思うこと。
   ◎まずは自分が納得する→観客が納得できる“喜”へ
  Ex:第九場
  ☆こういうテキスト、特にフランス物をやる時の原則
   1)エロティックであること:それがコミカルになっていく要素
   2)書いてあるものを変にかえない:立ち姿、振舞いでみせる
   3)自分の身に付けているものをフルに使う
   ・書いてあることがあかしくするのではなく、おかしな振舞いがそこにある
    自分のあるスタイルをきちっとつくってしまう。特徴を演じていこうとすると面白くなる。
  ☆軽い声と重い声(ポジションについて)
    喜劇であれば喜劇であるほど重い声にすること。せいいっぱい下げた中で気品を作る。

 ◆本日の磯貝語録:“虚”を表現媒体にした方が幅が広がる
関連記事