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俳優発声初級(10/9)                      《ことば系》

10月9日(火)俳優発声初級

講座テーマ「胸声共鳴①」

[1]ストレッチ(戸村助手)
 1.首のストレッチ、肋骨のストレッチ
 2.上に伸びる→側体を伸ばす→足を伸ばす (左右行なう)
 3.肩甲骨のストレッチ:ペアになって肩甲骨をほぐす。回復運動。
 4.股割り
 5.床打ち

[2]胸声共鳴(磯貝講師)
 1.共鳴とは
  響きの連続を共鳴という。音を発するところから当たって返ってくる。
  この繰り返しの連続。発信点と響き点との間に起こる連続干渉現象。
 2.伝えるための発声とは
   ・声帯と共鳴響き点間の共鳴効率が高く、喉、口腔がよく鳴っている声。
   ・知的に知っていることと、体が知っていることは違う。
    →自分の知っていることをするのは芝居ではない。⇒創造する
    客観的言語の発声と主観的言語(自己言語)の発声は異なる。
  ・何を表現するのかを知ることは大切なことである。
 3.発声時の喉について
  ・喉を実感することは喉が開くことである。(緊張が高いと逆に閉まる)
  ・喉が上がると緊張が高くなる。喉は下げる。舌の先は奥に入る。
   噛む筋肉(咬筋)、オトガイ舌骨筋の運動をする。
 4.胸部共鳴(胸声)
  ①胸骨を意識して[a]を言う。(1人ずつチェック)
  ・胸の響きは喉が下がり、音程が低くなるので、ゆっくり1音ずつやる。
   確認する。
  ・[o]傾化する。[a]を聴こうとする耳を持つ。色々な音を聴く耳を持つ。
   その違いをキャッチする。音を出す。声を出す前に聴き、出した後も聴く。
  ・発する事のみに集中すると、響き音の確認ができず不正確になる。
   聴く能力を育てる。
  ・息が続くこと。流すこと。→①息を流す②音を追いかける
  ②ことばの発声法
  ・イ、エ、ア、オ、ウは歯の中だけで作る(響かせる)。舌面で口の外に逃
   がさない。
  ・舌は細くする。(口腔中の共鳴率を高くする)

[3]テキストリーディング「空に小鳥がいなくなった日」谷川俊太郎作
 ①書いてある文字を客観的に音にする。
  客観的にするために、自分の口で読まない。
  →喉を変える。声を変える。
  一語一語を読む。ただし、ブツブツ切らない。リズムをつける。
 ②口の中について
  ・舌が物事をつくる。歯の内側でやる。口は縦口にする。
   (変声期前にしっかりした大人の音声言語を聞くと、言葉が育つ。)
  ・自分の歯に舌をつけない人生を始める。(日常的に舌が浮いている)
  ・目頭、小鼻、人中、オトガイを緊張させると舌が細くなり、喉が下がり
   共鳴がやりやすくなる。(響いている声は自身も聴き易い)
 ③テキストを読む
  詩にはリズムがある。このリズムも喉で作る。喉が独立すると様々な発声
  ができる。

◆本日の磯貝語録
 客観的言語の発声と主観的言語(自己言語)の発声は異なる。

◆本日の感想
 「聴く」ことの大切さ、難しさをVASCで教えてもらったが、今日あらためて奥の
 深さを実感。日常化の難しさ、大変さも実感。書いてあること、言われたことを
 その通りだけやっても効果ある結果は出せないと痛感しました。
 感覚を育てること…(Y.T)
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