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歌発声初級(10/6)                        《音楽系》

10月6日(土)歌発声初級

講座テーマ「発声法 息の流し方~息が流れる」

[1]準備体操
①腰から体を前に倒して、腰骨に手を置く。鼻から吸って、口から吐く。
②手の力を抜く→膝を抜く→首を抜く。足裏は地にペタッと着けておく。
 ゆっくり起き上がり、腰から順に上部へと各部位を動かしてほぐしていく。
・股関節(原動力は座骨→恥骨)→腰椎(※背骨の左右が呼吸筋なので、
 ここが活発に動くように)→横隔膜→脇の下→あご→首の付け根
 (※上あごをチョンチョンとなめてみる<言葉のために>)→前首を伸ばし、
 そのまま左右へ向く→オトガイを ぐっと伸ばす(舌がグッと後ろへ行く)
 →上あごの高い位置→下あごに力入れ→喉頭の中を開ける→鼻の周り
 →目頭から上へ

[2]「発声共鳴法-自分の声で自分の身体を響かせる方法」(磯貝講師)
 ・息を口から外へ吐いてしまうと、声の響きが消滅し言葉のエネルギーは
  伝わらない。外に吐くかわりに、自分の身体の部位に響かせる。
  →外部を共振させ伝えてゆく。
 ・第一音源はノド。第二音源は、第一音源が各々身体に共鳴させ、更に外部
  を振動させる。共鳴する部位が多いと、周り(外)の空気への伝わりも大きい。
 ・『響きをコントロールするのは呼吸。腹腔の使い方でコントロールしてゆく』
 ・緊張するとエネルギーを固定してしまうので不可。
 ・エネルギーを移動させる=息を動かす=腹臓を動かして行う。
  のどの鳴りやすいエネルギー量(吐き過ぎるとかえって響かない)を知る。

[3]背骨を通る息の路 <エネルギーの移動法>
 ・丹田から背骨の内側を通って、上あごの天井を通り鼻腔または口腔へ。
 ※姿勢は正しく、猫背ではできない。
  お腹をどう動かしたらよいか?(止めてしまうとできない)
   ・背骨の幅をあまり広く取らない。
   ・フレーズに相応しいエネルギー量・スピード感→息実感
   ・フレーズ(単位)より長めにとるつもりで長い息とする。
 ≪背骨(の内側)を感じてみる≫(二人ペアで)
 ①一人はイスに座り、少し前傾の出尻姿勢で、もう一人が背骨の上を上下に
  とんとんとたたいていく。
 ②触れられている1点の内側に集中
 ③2点に集中
 ④手を離した状態で、2点間を上下に移動しながら感じる。

[4]歌唱(青木講師)
 ①コンコーネ2番(階名・「O」)足踏みしながら歌唱。
 ・足踏みのリズムが音楽と連動するように。
 ・背骨を感じる(止まっている時よりも感じやすい)
  ※背骨と背中の間は数cmある。思っているよりももう少し身体の中心側で
  感じてみる
 ・前奏を聴いて、リズムが起きた時点で、足踏みをはじめる。
  Q:前との違いは?(小さな違いを感じてみる)
    歌い出しのノドが開いた感じがした。すっと1本流れる感じがした。
 ・座ってお腹を触りながら、少し動かして歌う。(動いている感じをつかむ)
  ※実際は腹はついてくる状態。意識し過ぎると、どこかを固くしてしまうことも。

 ②「Nel cor」
 「ko」で歌う…「k」を入れることで上の天井(軟口蓋)を使う。
 ※ノドの前(あごに近いところ)を軽く持って、筋肉が柔らかい状態になっている
  ことを確認しながら。
 ☆「のど周りの筋肉が柔らかい」=「お腹周りも柔らかい」(相関関係)
  (曲の注意ポイント)フェルマータに入ってから長く伸ばす。その前からゆっくり
         しやすい

 ③「Nina」(階名)
 ※長く伸ばす音は息が流れない状態になりやすい。(楽譜3段目から)
 ☆『鼻をあける』
 ・べろを上あごの先につけてハミング。鼻から息を出す。(ノドは柔らかいままで)
 ※いろんな骨にぶつかる可能性が大きくなり響く。
 ・舌先を下歯の上に少し出した状態でハミング(鼻で歌う)
 ・階名で(鼻が開いた状態で)

 ④コンコーネ8番(階名) 足踏みで

 ⑤コンコーネ5番<全員で>
  「Nel cor」と同様に跳躍進行が多い。
  低い音から高い音へ飛ぶ時、のどが上がってしまわないように。
  筋肉はやわらかいままで。

 次回 イタリア歌曲をイタリア語で歌います(楽譜のカタカナでよい)

◆本日の磯貝語録
 私がやりたい≠人に伝えたい。私がやりたい≠私に出来る。…各々次元の
 違う出来事

◆本日の感想
 身体の種々の使い方を学ぶ。意識によっては内臓がこんにゃく状になること
 を少し実感できた。「息が体中を流れる」ということも少し実感できた。これらが
 身につくと素晴しい歌になると思った。(I・K)
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