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表現・発声クリニック(10/4)                   《共通系》

10月4日(木)表現・発声クリニック

講座テーマ「言葉さばきと話し方:早口ことば」

各自ストレッチ
[1]調音と構音の違い(磯貝講師)
 調音:言語学的見地。人の体を一般化し、主に舌の位置をコントロールする
     事によって“この音がでるはず”というポジションを作る。結果はあくま
     で一般論である為音声としての共通性は高くない。

 構音:医学的見地。結果を追求するため、個人によってそのポジションの指導
     は大きく異なる。“響き”ということが重要視されるのもこちら。

[2]言葉さばきについて
 どんな風に出すかより、どんな音の連なりか、その音を出そうとすること。

<日本語の音声に関して>
 ベースとなる言語(他でいうヘブライ、ラテンなど)が明確にないため、
 “こうあらなければいけない”という音声指標がない。

 ・生活言語は文字に表せないため、口伝えで広まる事になった。それでは
  他地域と共通性が持ちにくいため、文字の意味的要因は洗練されていった。
  (言い換えれば音声要因は劣化した)

 言葉は情報・意味だけの問題ではなく、魂の問題(言霊ともいうが)が絡ん
 でくる。

[3]テキスト(2)-早口言葉の音声表現
◎ポイント:意味より先に音として捕える。
 ・方法:下唇を突き出すようにしてしゃべる事で、滑舌がまわる。
      (↑唇を使ってしゃべる事とは少々違う)

◎リズム・テンポを作ると、息が流れ、発語性が増す。
 一定のリズム・速度になるとしゃべりやすくなる。
 歌と同じで程よいテンポがある。

 ・音の為のポジションが作れると、うまいことまわる。
  共鳴のためのポイントやラインがあり、そこを各個人で見つけること。

◎ニュートラルな音声・音声感情というものがあり、そこを抑えることで様々な
 異なるポジションのキャラクターを作ることが出来る。(0地点とキャラクター
 ボイスの差が分かる)

 顎の支えを使う
 オトガイ筋を締める

 口で作った音をノドまで返して響きを作る。

■「ニュートラルな音声」について
 人の声は、常に日常的な意味・感情を発するものばかりでない。
 身体も精神も常に何かをムーブしてばかりはいない。時には大変中性的な
 状態をとっている。声、特にことばについては感情の参与の少ない声でしゃ
 べることが多々ある。この情態をニュートラルな音声というが、ほとんど無意識
 である。ニュートラル・ヴォイスは身心ともに大変安定感に満ち好ましい音声
 である。

◆本日の磯貝語録
 言葉を音で捕える-ことばの音をつくる

◆本日の感想
 私の本日得た課題。言葉さばきで、「た」の発音。文のフレーズをブツ切りに
 しない。言語や文の強弱やリズムの取り方。
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