講座テーマ「言葉さばきと話し方 難解語」
[1]各自ストレッチ
[2]講座「言葉さばきと話し方・難解語」
・調音→音声言語→舌→曖昧→学校教育系・演劇系
・構音→音声生理学(医学的)→機能・生理的→Speach Therapy系
◎言語は本人そのものであり、Personalである。と同時に他人に通じる道具
と同時に集合(同一系)を規定する共通的実態でPublicである。
◎現在日本では、国民が統一した音声言語を使用することを求めておらず、
調音や構音による個人音の調整(さばき術)は行なっていない。
◎言語は文字だけでは生態機能を持たず、音声化する事により実体化できる。
◎文字は概念規定としての意味を持つが、音声により立体化、具体化され
生きたものとして意味感受される。
◎その現在、調音、構音作業をする意味は、日本語のPublic部分を増やし、
リテラシーを高めるため。又、音声表現(例:芸能、音声職業)のクオリティー
を上げるためにあまりにも重要だからである。
・言葉さばきを良くするには、まず、ゆっくり意味を咀嚼しながらしゃべる。
・しゃべりの場合、語尾、終助詞をしっかりと止めて言うこと。
・言葉を文字化しながらしゃべれば言葉はさばき易くなる。
・“喋り”でも“読み”でも、“カム”“呂律が回らない”“間違える”等は、
言葉の意味が文字意味(客体意味)でなく自己の情動意味になるとうまく、
喋ったり読んだりしにくくなる。
《さばき演習》
(1)“そう いたします”→左様致します。
(2)眼の前の人に、不特定の話題を話しかける。
・ゆっくりと、語の文字を思い浮かべながら
◎言語には文字化できない音声がある(方言等)
◆本日の磯貝語録
文字化-思考-シャープ-概念意味化-標準化
事象→言葉(ことば)<
音声化-思い-情動化-身体化-固有表出化
◆本日の感想
Slow Speakingをこころがけて喋るときには頭の中に言葉を文字化して、
頭を使って喋ろうとしていることが分かった。その時は苦手な音声はクリヤー
に話していることも分かった。(M・Y)
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