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俳優発声実践(11/8)                      《ことば系》

11月8日(木)俳優発声実践

講座テーマ「情の言語、意の言語、意と理①」

[Ⅰ]息の道、声の道をつくる(座位で)(磯貝塾長)
  ・膝の下に座る→丹田にのる、鼠径部を入れて呼吸(中心感覚と帯)。
 イ)鼻→首→背中(背骨の内側)を通り、腰から下腹に細いパイプで入れ、
   丹田のささえから胸を通り、口から細く吹く(地の声の道)。
   ・吹き矢を吹くように水平に直進する。
   ・吸気と呼気に間をあけず、入れ替わりでやる。

  ◎日本語の情や意を表現するため、日本の古典芸能(例:噺芸、歌舞伎)
   の技術と現代語を合わせる。

   ・口の前12cmで結実する音声から3尺(約1m)先でセリフを出す様式を
    身につける
   ・呼吸から声にするための息をつくる(密度の濃い息)

 ロ)口から細く、前胸に高く薄く入れ、即座に鼻を開け後首を通り、口上と
   わずか鼻から柔らかく息を外に流す(裏の声の道)

  ◎軟口蓋を自在に動かし、息を変える技が必要。

[Ⅱ]テキスト語り
  「崇徳院」p.84 下中「笑わなきゃと言うけどね・・・」
    女形→鼻、熊→口と使い分ける(細く前から3尺先から語る)
   p.85下
    「英語じゃアない。・・・」
    女形:鼻の先のくちばしから出す。小さい口紅のまま喋る。細く。

   ・入れるところと出すところを使い分ける(女形はコンパクトに)

  ◎「響きを作る」から「響きを消す(息で)」芸を身につける
   ・いい声は数カ所出せばよい。
   ・緩急のある声、息で消す、息を前まで通す、背中から抜く
    ボディビルダーは背中で呼吸する、見せる。初心者は腹式から
    縮めるために出す。素材を最高級にする。
    コンクールは「素材開発」声帯、筋肉、肉体から精神
    極めると品がある

  ・「瀬をはやみ・・・」を歩きながら詠む。
   イ)地息の詠み
   ロ)裏息の詠み

   足袋のよさ→足裏のおさまりがうまくいく。
   
   使うとき、消すとき、
   胸を使うとき、腹をつかうとき、

  ・一語一語を自分が実感できるように喋る
  ・響きを残すと自分の中に残ったように聞こえる
  ・なにをしてても品格があるように、日常生活から自由なところに芸は
   ない。芸の中の自由をつかむ。   
    
◆本日の磯貝語録
 ・地の声の息の道と、裏の声の息の道は異なる。
 ・息を変えれば声は変わる。息を変えれば意も変わる。

◆本日の感想
 息を変える(自分の中のいろいろなエネルギーを自由にコントロールする)
 これぞ芸の源泉であるという。よし、息を使いこなします(K.A)
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