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朗読発声(11/2)                         《ことば系》

11月2日(金)朗読発声

講座テーマ「物語の読み方 語りの息②」

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(磯貝塾長)
 「聞き人を楽しませる読み方」を学ぶ
 ・読み手側に何かがあること。(ただ、まんべんとらしく読んではダメ)
  
 ◎何か:はっきりした目的、明確なキャラクター、魂胆、悪音または善音、
     アクノリ、etc. これらが基盤もしくは原動力となって生きたもの
     とする。
 ・日常会話は身体を使っていないため、飽きてくる。もしくは薄くなる。
 ・身体を伴った会話は動きが遅く、納得度が違う。腑に落ちる。
 ・腹を硬くしたり尻を閉めると表現力が落ち、伝わりにくい。会陰を使う。
 ・下に降ろす声は、口の前でしゃべらない。全身で喋る。
 ・料理を習うときは、塩み、苦み、辛み、甘みの順に習う。
  甘みは一番最後。これは芸と同じ。
 ◎芸の中での執拗さは必要→粘り、厚み、深み

(3)テキストを読む「男どき、女どき(向田邦子/ビリケン」(磯貝塾長)
 冒頭
 「いつ頃からそんな習慣がついたのか、石黒は自分でも思い出せない。」
           
 ・人物や情に関する描写を捉えて身体におとし表現する。
 ・人物描写は魂胆で身体化する。ものの感じ方の重さ、長さを表現。
 ・魂胆の身体化の時に悪意で捉えて表現すると聴き手を引きつける。
  ⇒これを表現するには全身を使う(腹でやる)
 ・「思った通りのことをやったら伝わるだろう」はない。
 ・文の意味や言葉の意味は、身体の反応で出てくる方がおもしろい。
 ・全ての文章を同じように読むのではなく、ただ読めばいいところは、
  あまり執拗にならなくてよい。メリハリを強く。
 ・悪意を表現する時には口ではなく腹と口でやる。
 ・男性は本来女性を挟むと格好をつけるが男同士だとケンカをしたくなる。
  →敵対的
 ・語尾を抜かない。ぼかさない。ごまかさない。逃げない。
 ・敵意(戦友)の相手が弱りゆく姿を音で表現するのは難しい。
 ・エネルギーが終末する物語の読みは難しい。
 ◎何もしないというのと何もしないというキャラクターは違う。
  何もしないと言うことが生々しいなら面白い。
 ◎面白いというのは、行動であり。観念ではない。
  観念、理念、概念は殺せ。

◆本日の磯貝語録
 感情と情動は違う。情動には生死が付いてくる。漠然と頭の中で作るのでは
 なく具体的に身体化する。

◆本日の感想
 私の音声の実態をドラム缶と名付けられ、それはイヤだと強く思いました。
 どら猫とも・・・くそっ!! しかし先生のサンプルを聞いて「あっ、それは
 楽しそうだ」と思う。でも自分の読みはちっとも楽しくない。技術だな・・・明らか
 に 先は長い。(Y.Y)
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