FC2ブログ

朗読発声(11/16)                         《ことば系》

11月16日(金)朗読発声

講座テーマ「物語の読み方 語りと息③」

(1)ストレッチ(各自)

(2)試演会について(磯貝塾長)
 ・5~10分の間で、今回読んだ中から読む作品、読む箇所を決める。
 ・今日中に決めること(普通読み1ページ、1分)
 ・今回の向田作品の様な軽いサラサラした作品
   ⇒随想、随筆の類(音読用に書かれていない)
   これらは音に出して読むのが難しい。読み手が作者の意図を超えて演出
   するくらいのことが必要(特に向田さんくらいさらりとした文章の場合)
 ・朗読の時、味付けをするくらいにする。
  読み手のキャラクターを問われる→読み手の味
 ・肩のこらない随筆は「これいい!」と思ったものは読まない。
  つまらないと思ったものも読まない。手強そうなものを読む。

(3)テキストを読む(各自)
 ・各自試演会の箇所を探す(黙読&音読)

(4)朗読 試演会用で決めた箇所を1人5分読む(講評:磯貝塾長)
 Aさん「花束」
  語尾が落ちすぎ。向田さんはもっと明るい人。明るい声で。
 Bさん「鮒」
  頭の出がいつも同じ。強すぎる。男性から聞くと、男性を知らない女性が
  読んでいる。この男性はもっとあくどい。読み込むこと。
 Cさん「独りを慎む」
  読み込むこと。人の文章だと思わせない読みを。自分の日記を読むように
  読むこと。→自分化する。
 Dさん「ビリケン」
  前半より後半がのっていた。石黒という男が主人公というのをもっと
  はっきりする。→書いていない石黒が描き出されていない。
   例)石黒はメガネをかけているのか否か?クセは?服装は、etc.
 Eさん「ビリケン」
  途中で地の文のキャラクターを変えない。聞く側が混乱する恐れがある。
  地のキャラクターをひとつにする。そして明確に。
  地が老人ならセリフで声の張りや早さを代える。
  そうでないなら地の文をビリケンでやってみては?
 Fさん「ビリケン」
  だんだん地の声が落ちてくる→暗くなる
  石黒はもっと軽い男、そうしないとビリケンが浮かび上がってこない。
  うっかりすると周りを読んでしまう。コントラストをつくる。光と暗を
  思い切って作る。

 試演会に向けてとにかく読み込んでみること。

◆本日の磯貝語録
 眼で読んで良い作品でも、声読みをして良い作品とは限らない。
 読み時にコントラストを作る。それが読み手の力量。

◆本日の感想
 自分の気に入りでないもの、惹かれないもの、反対のもの・・・。自分にとっての
 ギャップを選ぶ。何種ものギャップをわざわざつくる。何回も何回も読む。見え
 ないものを創って読む・・・!まさに私の課題!(K.I)
関連記事